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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
スーパーセレクト4WDは三菱自動車工業が自社製SUVなどに採用する駆動変更システム。構造や作動原理は、AMC(後に三菱の提携先でもあるクライスラー傘下となる)のJeep各車に搭載されたセレック・トラックを基本とする。 ==概要== フルタイム4WDのモードを基本ポジションとし、後輪2WD、フルタイム4WD、直結4WDを走行中に、直結ローレンジ4WDを停車時にレバー操作のみで切り換え可能な4WDシステムである。 センターデフのみのフルタイム4WDとは異なり、パートタイム4WD同様のトランスファーを持つため、状況に応じ、2WD(後輪駆動)と直結4WDモード(さらに必要ならば4WD Loも)が選べる。 通常のパートタイム4WDでは、4WD時に前後のプロペラシャフトが直結となり、悪路走破性の向上に反し、前後軸の回転数差を吸収できないことから、舗装路でのタイトコーナーブレーキング現象や、ABSとの相性の悪さなどのデメリットが存在する。 その解消のため、スーパーセレクト4WDではトランスファーにビスカスLSD付きセンターデフを追加し、4WD時にはセンターデフ式フルタイム4WDと同等の舗装路での走行性能を有している。 センターデフにはデフロック機構を装備し、直結4WDと同等の悪路走破性も持つため、パートタイム4WDとフルタイム4WDの長所を兼ね備えたシステムとも言えるが、その分重量やスペース、維持・整備では不利となる。 スーパーセレクト4WD初搭載車は1991年に登場した2代目パジェロで、3代目以降では進化したスーパーセレクト4WD II が採用されている。 スーパーセレクト4WDのセンターデフはベベルギアで、前後のトルク配分を50:50としているのに対し、スーパーセレクト4WD II ではプラネタリーギアに変更して前後トルク配分を33:67とリア寄りとし、操縦性の向上を図っている。 同じようなメカニズムにトヨタのマルチモード4WD、ダイハツのオールタイム4WD、マルチセレクト4WDがある。 各駆動モードは以下の4つである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーセレクト4WD」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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