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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『スーパーモナコGP』は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)のF1をモチーフにしたレーシングゲーム。1989年にアーケード版がリリースされ、1990年にはメガドライブ、ゲームギアに移植された。なお海外ではセガ・マスターシステムにも移植されている。同社がリリースした見下ろし形レースゲーム『モナコGP』(1979年)や、3D俯瞰型である『ターボ』(1981年)と同じモチーフではあるが今作はクローズドサーキット型であり、別物である。 題名の通り実在のモナコグランプリが題材になっているが、元のモンテカルロ市街地コースとはほとんど別物のオリジナルコース〔鈴鹿サーキットの中間部分を省略してつなぎ合わせたようなレイアウトになっている。〕である。 == 概要 == 「X-BOARD」のスプライト拡大縮小機能を使用し、高速に流れる街並み、ウォール、コースのアップダウンを疑似3Dで表現。バケットシート部分が可動であるエアドライブ(DX)筐体へ26インチモニタを40インチ画面相当の迫力ある臨場感を出すため画面前にフレネルレンズを採用。操作系には反力ステアリングシステムによるフォースフィードバックとパドルシフトを採用。エアドライブ筐体、コックピット筐体出荷バージョンには通信機能は搭載されていないが、後年登場する通信対戦型である2シート分割筐体であるTWIN(当時名:デュアル)筐体にも『バーチャレーシング』(1992年)への繋ぎとしてこのステアリングシステムが採用されている。また、エアドライブ筐体にはバケットシートにアクション性を持たせる為、加減速、コーナリング時にG表現として動いている方向とは瞬時に逆に傾く機構となっており、こちらが故障する事がよくあったが、筐体の入口である境界にはセンサーがあり、このシステムの動作を物等を置いて遮蔽してキャンセルする事が出来た。その為、故障や常連の意見などで店舗によってはこの機構をDIPスイッチによる筐体タイプ設定(DX→コックピット/アップライト)でカットする事により縮退運用としていたロケーションもあったが、それに気づかずセンサー故障のまま稼働していたロケーションもあった。 デモ画面でのコンチネンタルサーカス色溢れる実写取り込みの映像、プレイ中のタイヤのスキール音、エンジンサウンド、シフトダウン音、インカム音を4チャンネルシステムにより臨場感溢れるリアリティさを表現している。 基本ゲームシステムとしては7速、4速、ATよりそれぞれエンジン出力の違うマシンによるシフトタイプによるゲーム難度(セレクト画面上、下方にProfessional⇔Beginner表記)を選出。ゼロスタートによる予選でグリッドが決まり、決勝とウェットレースではアザーカーコース進度によるポジションリミット制となるところは史実のレースシステムのセオリーを汲み取った作り。また、走行中、得点指標となる「D.P.」が走行距離によって加算されていく。3500点以上でゲームを終えるとスーパーライセンス取得画面が表示される。 尚、マシンカラーリングは後期バージョンでデモ画面上こそモノクロ演出となったが、ゲーム中ではアザーカーに至るまで史実のF1チームカラーを模したカラーリングとなっている。TWIN筐体に至ってはほぼ同時期にリリースされているラッドラリーデュアルに併せコンバージョンタイトルにF1エキゾーストノート、F1スーパーラップ等が存在する。このTWIN筐体は3D対戦タイトル(ハーレーダビッドソン等)が出揃う以前の『アウトランナーズ』(1992年)、『クールライダーズ』(1994年)の代までビルボードの変更とシート色の変更を受け続け転用されていった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーモナコGP」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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