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超合金(ちょうごうきん)は株式会社ポピー(現: バンダイボーイズトイ事業部及びコレクターズ事業部)から1974年2月以降発売されたロボットアニメ・特撮作品のダイキャスト製キャラクター玩具のシリーズブランド名〔『グリーンアローグラフィティ(13) 超合金・ポピニカ大図鑑』(グリーンアロー出版社・1997年)3頁。〕。 == 商品の概要 == 1972年末に放映が開始されたテレビアニメ『マジンガーZ』は、パイロットが搭乗して操縦する巨大ロボットものの元祖とされ、さまざまな玩具展開がなされた。その中で特にポピーから発売された超合金マジンガーZは男の子を中心に大人気となった。原作のメカが超合金Zと呼ばれる非常に硬い架空の合金で作られているという設定も手伝って、亜鉛ダイキャストパーツとABS樹脂パーツでつくられたずっしり重たい玩具が子供たちの憧れの的となった。ブロー成型である「ジャンボマシンダー」は細かいディテールが出せなかったが超合金は精巧に作ることができた〔ただし、発想はダイキャストミニカーの魅力を持ったロボット玩具であったが、当時ダイキャストでロボットの玩具を作るノウハウは皆無であり、開発に時間がかかり、顔だけ塩ビなのは妥協の産物とされている。後に特撮系の商品などによってこの問題はプラスチック成型とすることで解決することとなり「バトルフィーバーロボ(商品名は『バトルフィーバー』)」では頭部にも発射ギミックが搭載された(設定上の武装「クロスターン」の再現)。〕。 商品企画は、あとにポピーやバンダイの男児向け玩具の商品開発やデザインの中心的人物となる村上克司(のちにバンダイ専務)によるもので、これによって村上克司は「超合金をつくった男」と書籍などで紹介されるようになった。ただし、当初の商品名は「ダイカスト マジンガーZ」であり、発売途中からポピーの杉浦幸昌常務(のちのバンダイ取締役会長)によって「超合金Z」をヒントに「超合金」というブランド名がつけられた。 『マジンガーZ』以前はアニメを支えていたのは菓子メーカーだった。しかしこの時期、菓子メーカーが子供向けの駄菓子から大人向けの高級菓子へと主力を移し、提供する番組も子供番組からドラマのような大人向けの番組に移行し、アニメから次々と撤退する。代わって本商品のヒットにより玩具メーカーがアニメのスポンサーになる意欲を高めた。その後、「超合金」はさまざまなアニメ作品・特撮作品のキャラクターの玩具化を一手に引き受けるフォーマットとして浸透し、ポピーの一大ブランドとして10年以上に亘るロングセラー商品となった。 海外では「SHOGUN WARRIORS」の商品名でマテルから発売された。 DX超合金は『鳥人戦隊ジェットマン』で、スタンダード超合金は『忍者戦隊カクレンジャー』でいったん途絶える。しかし、DXは『ビーファイターカブト』で、スタンダードも『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で復活する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「超合金 (玩具)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shogun Warriors (toys) 」があります。 スポンサード リンク
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