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スーパー大回転(スーパーだいかいてん)は、アルペンスキーの競技種目の1つで、滑降とともに高速系種目に分類され、滑降と大回転の中間に当たる。スーパーG、SGとも表記、呼称される。英語表記は「Super Giant Slalom skiing」である。アルペンスキーの競技種目の中では最も歴史が浅く、冬季オリンピックの正式種目に採用されたのは、1988年のカルガリーオリンピックからである。 日本人選手の過去最高記録はすべて千葉信哉が保持している。冬季オリンピックではカルガリーオリンピック14位、アルペンスキー世界選手権クランモンタナ22位、アルペンスキーワールドカップ・ガルミッシュ大会17位である。なお当時は15位までが入賞対象だった(現在は30位まで)ので日本人選手のアルペンスキーワールドカップ入賞は未だない。これはアルペン5種目(複合~スーパー大回転と回転競技の合計タイムを競う~を含む)の中で唯一となっている。 == コース == 冬季オリンピック、アルペンスキー世界選手権、アルペンスキーワールドカップでは、標高差は男子では500m - 650m(例外措置で450mまで引き下げることが可能)、女子では400m - 600mに設定される。 旗門は4本のスラロームポールと2枚のフラッグで構成され、赤と青を交互に設置しなければならない(この点は滑降とは異なる)。最高旗門数は標高差の10%未満、最低旗門数は男子35旗門、女子30旗門となっている。最低旗門数にカウントされるのは方向転換が必要な旗門のみである。旗門のターニングポールの間隔は25m以上でなければならない。 滑降競技と同様に両側の旗門を結んで方向を示すカラーペイントが雪上に施されることがある。選手はこの左右のラインの間を滑り降ることになる。 滑降よりもターンの技術が要求されるようなコースが設定されるが、それでも最高速度で100km/hを超えることもある。 地形的に可能であればジャンプを設定することも可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパー大回転」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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