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スビ礁又はスービ礁(英語:Subi Reef、、ベトナム語:Đá Xu Bi)は、南シナ海の南沙諸島にある暗礁である。フィリピンが実効支配するパグアサ島から北西に約25km(15カイリ)離れている〔南シナ海問題:日米、中国けん制 新滑走路、可能性指摘 ARF会合 毎日新聞、2015年8月7日〕。 元来は、長さ約6.5km、幅約3.7kmの環礁であり、高潮位時には水没する暗礁であった〔南沙諸島:中国の実効支配が及んでいる岩礁は? 〕が、近年、中国が埋め立てを行い、人工島が造成されている。 == 主権を巡る動き == かつてはベトナムが占領していたが、1988年のスプラトリー諸島海戦(赤瓜礁海戦)において中国人民解放軍海軍がベトナム軍を攻撃し、この暗礁を奪った。 それ以来、中華人民共和国が実効支配しており、中国人民解放軍海軍が駐留している。しかし、中華民国(台湾)及びベトナムもこの礁に対して主権を主張している。 この礁には中国によりドーム型レーダー施設が建てられていることが2012年7月に確認されている〔南沙諸島に中国が新レーダー施設、フィリピン当局が確認 AFPBB、2012年7月26日〕。中国は、この岩礁を埋め立てて人工島を造成し、3,000m級の滑走路を建設しているとされ〔中国「米艦船を追跡、警告」 南シナ海派遣、米は継続へ 朝日新聞デジタル、2015年10月28日〕、埋め立て面積は2015年6月時点で395万m²に及んでいる〔時事ドットコム:南沙で新たな滑走路建設か=中国が埋め立て-米シンクタンク 時事ドットコム、2015年8月6日〕。ただし、この岩礁は埋め立て以前には満潮時に水没していたため、国際法上は領有権や領海を主張することはできない〔クローズアップ2015:南沙へイージス艦 米、人工島譲歩狙い 毎日新聞、2015年10月28日〕。 2015年4月、スビ礁周辺で中国軍がフィリピン航空機に対して強力な光を照射したり、退去を要求する等の事例があり、フィリピン側が懸念を表明している〔 防衛省、2015年5月29日、p.3〕。 2015年10月26日にはアメリカ海軍のイージス駆逐艦ラッセンが、航行の自由を示すために、この礁から12カイリ内を航行している〔〔米艦南沙派遣:数時間の「航行の自由作戦」緊張高まる 毎日新聞、2015年10月28日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スビ礁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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