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ズンガリプテルス
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ズンガリプテルス
ズンガリプテルス (''Dsungaripterus'' ) はジュラ紀後期から白亜紀前期に生息していた翼指竜亜目の翼竜。中国で初めて発見された翼竜であり、学名は発見地であるジュンガル盆地の地名をとって、「ジュンガルの翼」を意味する。 == 分布 == 模式種である''D. weii'' が発見されたのは中国の新疆ウイグル自治区であり、中国の古脊椎動物学の草分けである楊鍾健 (Yang Zhongjian〔楊鍾健のピンイン表記はYang Zhongjianであり、英語版wikipediaの項目もその表記で立てられているが、楊自身は古くから活躍している研究者であるため、ピンインが一般化する前の欧文表記Young Chung Chien 名義で論文を執筆していた。そのため、ズンガリプテルス属やズンガリプテルス科の命名者としての表記は"Yang"ではなく"Young"となっている。〕) によって1964年に報告された。その後も内モンゴルや韓国など東アジア地域の白亜紀前期の地層から本属・もしくは本属の可能性がある化石が発見されている〔日本においても、岐阜県高山市の手取層群から指骨・歯・幼体の脛骨など、ズンガリプテルス類と推定される化石がいくつか発見されている。しかし全て断片的な部位であり、ズンガリプテルス類であるとまでは言えるが、属まで同定された物はまだない。〕。 一方、本属はジュラ紀後期にも生息していたらしいことが確認されている。化石の発見地点は東アジアから遠く離れたアフリカとドイツであり、本属の分布は当初思われていたより時間的・空間的に広がっている事が確認された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ズンガリプテルス」の詳細全文を読む
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