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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ズート・アリュアーズ〔日本初回盤(P-10266W)では『虚飾の魅惑』という邦題が付いていたが、後の再発CDで原題の片仮名表記に変更された。〕』(Zoot Allures)は、フランク・ザッパが1976年に発表したアルバム。収録曲の大部分はスタジオ録音だが、「ブラック・ナプキンズ」は1976年2月3日大阪厚生年金会館に於けるライヴ音源が使用されている〔リマスターCD(VACK-5126)英文ブックレット内クレジット〕〔Zappa * - Zoot Allures (CD, Album) at Discogs 〕。 == 背景 == 「ワンダフル・ワイノ」は、ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションのベーシストだったジェフ・シモンズのソロ・アルバム『Lucille Has Messed My Mind Up』の収録曲を改作したもので、1970年よりマザーズ・オブ・インヴェンションのツアーでも演奏されていた〔Wonderful Wino - Frank Zappa | AllMusic - Song Review by François Couture 〕。「拷問は果てしなく」は、本作に先行して1975年4月から5月に行われたツアーでキャプテン・ビーフハートのボーカルをフィーチャーして演奏されており、ライヴ初披露時は「Why Doesn't Somebody Get Him a Pepsi?」というタイトルだった〔The Torture Never Stops - Frank Zappa | AllMusic - Song Review by François Couture〕。1991年にリリースされた未発表ライヴ音源集『オン・ステージ Vol.4』には、ビーフハートが歌った「拷問は果てしなく」の初期ヴァージョンが収録されている〔You Can't Do That on Stage Anymore, Vol. 4 - Frank Zappa | AllMusic - Review by François Couture 〕。本作に収録されたライヴ音源が初出となった「ブラック・ナプキンズ」は、1975年10月よりライヴで頻繁に演奏された曲で、『ザッパ・イン・ニューヨーク』(1978年)と同じショウで録音された1976年のライヴ音源はアルバム『オン・ステージVol.6』(1992年)に収録され、1988年のライヴ音源は『メイク・ア・ジャズ・ノイズ』(1991年)に収録されたが、スタジオ録音のヴァージョンは発表されていない〔Black Napkins – Frank Zappa | AllMusic - Song Review by François Couture〕。 当初はから2枚組LPとして発売される予定だったが、最終的には1枚となり、発売元もワーナー・ブラザーズ・レコードに変更された〔リマスターCD(VACK-5126)ライナーノーツ(岸野雄一、1994年10月)〕。後のリマスターCDは、ザッパの他のアルバムと同様ライコディスクから発売されている。 ザッパとテリー・ボジオ以外のメンバーは曲によって異なり、「拷問は果てしなく」「ワンダフル・ワイノ」はザッパとボジオの2人だけでレコーディングされた〔〔。また、本作からの第1弾シングルとしてもリリースされた「ファインド・ハー・ファイナー」には、キャプテン・ビーフハートがハーモニカで参加している〔Find Her Finer – Frank Zappa | AllMusic - Review by François Couture〕。ジャケットの写真には、当時ザッパのバンドに加入したエディ・ジョブソンとパトリック・オハーンも含む4人が写っているが、ジョブソンとオハーンは本作のレコーディングに参加していない〔Zoot Allures - Frank Zappa | AllMusic - Review by François Couture〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ズート・アリュアーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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