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セイキロスの墓碑銘(セイキロスのぼひめい、セイキロスのスコリオンとも)は、完全な形で残っている世界最古の楽曲の一つ。墓石に歌詞が刻まれており、歌詞の行間には古代ギリシアの音符による旋律の指示がある。墓石はエフェソスの近隣にあるトルコの都市アイドゥン(Aydın)近郊で発掘された。年代は紀元前2世紀頃から紀元後1世紀頃と推測される。古代ギリシアの音楽としては、これより古いものも存在する。だが短いながらも完全な形で残っている楽曲はこれが最古である。 歌詞の他に、墓石には以下のような文言が刻まれている。 :' この日本語訳は以下の通りである。 :「わたしは墓石です。セイキロスがここに建てました。決して死ぬことのない、とこしえの思い出の印にと。」 また、墓石の下部には以下のような献辞が記されている。 : ' ラテン文字に翻字すると、Seikilos Euterとなる。これは「セイキロスよりエウテルペに」の謂であり、セイキロスが自身の妻エウテルペにこの楽曲を捧げたものと考えられている。〔Don Michael Randel (2003)."Harvard Dictionary of Music",p.767. ISBN 0-674--01163-5〕 この日本語訳は以下の通りである。 :「わたしは墓石です。セイキロスがここに建てました。決して死ぬことのない、とこしえの思い出の印にと。」 また、墓石の下部には以下のような献辞が記されている。 : ' ラテン文字に翻字すると、Seikilos Euterとなる。これは「セイキロスよりエウテルペに」の謂であり、セイキロスが自身の妻エウテルペにこの楽曲を捧げたものと考えられている。〔Don Michael Randel (2003)."Harvard Dictionary of Music",p.767. ISBN 0-674--01163-5〕 ラテン文字に翻字すると、Seikilos Euterとなる。これは「セイキロスよりエウテルペに」の謂であり、セイキロスが自身の妻エウテルペにこの楽曲を捧げたものと考えられている。〔Don Michael Randel (2003)."Harvard Dictionary of Music",p.767. ISBN 0-674--01163-5〕 == 旋律 == 歌詞の上部には、旋律を意味する記号が記されている。以下は現代ギリシア語フォントによる墓碑銘の再現である。 旋律を現代の五線譜で表記すると以下のようになる。 ラテン文字による翻字および日本語訳は以下の通りである。 Hoson zēs, phainou Mēden holōs sy lypou; Pros oligon esti to zēn To telos ho chronos apaitei 生きている間は輝いていてください 思い悩んだりは決してしないでください 人生はほんの束の間ですから そして時間は奪っていくものですから 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セイキロスの墓碑銘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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