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スペインカンゾウ(スペイン甘草)は、マメ科カンゾウ属の1種で、(広義の)甘草に含まれる。別名セイホクカンゾウ(西北甘草)、ヨーロッパカンゾウ。 英語名のリコリス (liquorice, licorice) でも知られるが、園芸ではリコリスといえばヒガンバナ属 (''Lycoris'') を意味することがあるので注意。 東アジアで伝統的に甘草として知られてきたウラルカンゾウ (''Glycyrrhiza uralensis'') とは別種だが、日本薬局方では生薬「甘草」の基原植物として認めている。 スペインカンゾウとウラルカンゾウの外見上の違いは、どちらも羽状複葉であるがスペインカンゾウは小葉の形が細長い小判型(長卵形)をしている。対してウラルカンゾウはスペインカンゾウより小葉は丸みを帯びており株によっては尖葉の形がスペード型になっている場合もある。個体差はあるが同じ土壌に植えた場合、総じてウラルカンゾウよりスペインカンゾウの方が背丈が高く育つことが多い。 ==産地== スペインなど南ヨーロッパから、小アジア、中央アジア、ロシア南部、新疆と広く産する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペインカンゾウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Liquorice 」があります。 スポンサード リンク
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