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セオドア・ドライサー : ミニ英和和英辞書
セオドア・ドライサー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ドア : [どあ]
 (n) door
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

セオドア・ドライサー : ウィキペディア日本語版
セオドア・ドライサー[ちょうおん]

セオドア・ハーマン・アルバート・ドライサー(Theodore Herman Albert Dreiser, 1871年8月27日 - 1945年12月28日)は、アメリカ合衆国の作家。
インディアナ州テレホートで、ドイツ系移民(ローマ・カトリック)の父とチェコ系移民(メノー派)の母との間に生まれる。父親の事業が失敗したせいで一家は貧しかった。
16歳で家を飛び出したドライサーは、様々な職業を経て新聞記者となり、セントルイスピッツバーグニューヨークなど各地を転々とする一方で、ホーソーンポーバルザックハーバート・スペンサージョン・ティンダルトマス・ハックスリーフロイトなどの著作を耽読する。幅広い社会を経験すると同時に、現実社会を科学的に把握する方法論を学んだ。
1900年、中西部の田舎からシカゴに出てきた貧しい娘がニューヨークで女優として成功するまでを描いた『シスター・キャリー』で作家デビューを果たす。女主人公のアモラルな人物造型が物議を醸し、初版はほとんど売れなかった。
1925年、代表作『アメリカの悲劇』を発表する。貧しい青年が出世のために恋人を殺害し、死刑になるまでを描いたこの作品は、アメリカ自然主義文学の傑作とされ、1998年にランダム・ハウス、モダン・ライブラリー編集部が選出した「英語で書かれた20世紀のベスト小説100」では16位に選ばれるなど、英米での評価が高い(ちなみに『シスター・キャリー』は33位)。
長い間、正当な評価を受けることが少なかったが、生誕100周年を迎えた1970年代以降に再評価が進み、現在ではマーク・トウェインらと並ぶアメリカ文学の父として、不動の地位を築いている。
== 主要作品 ==

*『シスター・キャリー』(Sister Carrie, 1900年)
 *小津次郎訳、1951 
 *村川隆訳「黄昏」角川文庫、1954 
 *村山淳彦訳 岩波文庫、1997 
*『ジェニー・ゲルハート』(Jennie Gerhardt, 1911年)
 *高垣松雄訳、1932 のち新潮文庫  
*『大都会の色彩』(The Colour of a Great City, 1923年)
 *本間立也訳、1933 
*『アメリカの悲劇』(An American Tragedy, 1925年)
 *田中純訳、1930年 
 *大久保康雄訳 新潮文庫、1960 
 *橋本福夫訳 角川文庫、1963-68 
 *宮本陽吉訳 集英社、1975  
*『夜明け』(Dawn, 1931年)
*『とりで』(The Bulwark, 1946年)
 *上田勤訳、1952 
*『私刑』木村毅訳、1937  
*『田舎医者・自由』杉木喬,滝川元男訳 英宝社 1957
*『亡き妻フィービ・アルバーティン』斎藤光,木内信敬訳 南雲堂 1960
*『ルーシア』橋本福夫訳 『アーニータ』井上謙治訳 世界文学全集 講談社、1979 
*『ドライサー短編集・人と作品』日高正好訳 EM外語研究所 1983
*『ドレイサアの見たソヴイエト・ロシア』下山鎌吉訳 文明協会 1929

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セオドア・ドライサー」の詳細全文を読む




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