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セバスチャン・オジェ : ミニ英和和英辞書
セバスチャン・オジェ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


セバスチャン・オジェ : ウィキペディア日本語版
セバスチャン・オジェ

セバスチャン・オジェSébastien Ogier1983年12月17日 - )は、フランスオート=アルプ県ギャップ出身のラリードライバー。2013~2015年の世界ラリー選手権 (WRC) ドライバーズチャンピオン。
== 略歴 ==
2007年にフランス国内で行われたプジョー・206カップを制して頭角を表す。
2008年には世界ラリー選手権(WRC)の下部カテゴリーであるジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦し、シリーズチャンピオンを獲得。この年からシトロエンの監督に就任したオリビエ・ケスネルに見出され、WRC最終戦グレートブリテンC4 WRCをドライブ。オープニングステージでいきなりベストタイムをマークし、そのままSS5までラリーをリード。その後はトラブルに見舞われ26位に終わったが、世界に衝撃を与えたデビュー戦となった。
2009年にシトロエンのジュニアチームに昇格してWRCに本格参戦する。2010年ポルトガルで初優勝を記録し、同年のフィンランドではダニエル・ソルドと入れ替わる形で初めてシトロエンのワークス・チームに昇格した。以後もグラベルイベントに限りソルドの代わりにワークスエントリーする形となり、初参戦のラリージャパンでも優勝した。
2011年はソルドがシトロエンから離脱したこともあり、正式にワークス・チームから全戦に出場することになり、シーズン5勝を挙げ完全にWRCのトップドライバーとして認識される。第5戦ヨルダンでは、最終SSとなるパワーステージまでヤリ=マティ・ラトバラとの優勝争いがもつれ込み0.2秒差で逆転優勝した。この2人のタイム差はWRC史上最も僅差での名勝負となった。しかしシトロエンチームではセバスチャン・ローブが絶対的なNo.1ドライバーとして君臨していることから、No.1としての待遇を求めて移籍を決断。2013年より本格参戦を予定しているフォルクスワーゲンに加入し、フォルクスワーゲン・ポロ R WRCの開発を担うことになった〔セバスチャン・オジェ、フォルクスワーゲンに加入 - ラリーニュース・2011年11月23日〕。同年12月にはレース・オブ・チャンピオンズに初出場。フォルクスワーゲンに加入して初めてファンの前に姿を現すイベントとなったが、いきなり個人総合優勝を獲得した〔セバスチャン・オジェ、レース・オブ・チャンピオンを制す!! - 8Speed.net・2011年12月5日〕。
2012年はポロの開発ドライバーを務めつつ、シュコダ・ファビアS2000でWRCに12戦に出場。WRカーに比べパワーの劣るS2000ながら、サルディニアではステージベストを叩き出し周囲を驚かした。ドライバーズランキングは10位に入った。
2013年より、フォルクスワーゲン ポロWRCの参戦に合わせ、ワークスドライバーとして復帰。初戦モンテカルロはローブに次ぐ2位となるが、2戦目のスウェーデンにてポロR WRCの初勝利を飾る。その後も昨年までのローブを彷彿させる走りをみせ、シリーズ13戦中9勝で初のドライバーズチャンピオンを獲得。9連覇の記録を残してWRCを引退したローブの後継者争いで先頭に立った。
2014年も引き続きフォルクスワーゲンから参戦。この年はチームメイトのヤリ=マティ・ラトバラとの激しいチャンピオン争いを繰り広げ一時はタイトル防衛が危ぶまれるもシーズン8勝を挙げドライバーズチャンピオン連覇を果たした。
2015年もフォルクスワーゲンから参戦し、8勝を挙げドライバーズチャンピオンを獲得した。また、この年はチームメイトのヤリ=マティ・ラトバラに大差をつけた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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