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ビサヤ諸島の戦い(ビサヤしょとうのたたかい)は、太平洋戦争末期のフィリピン・ビサヤ諸島において行われた、アメリカ軍を主力とする連合国軍と日本軍の戦いである。すでに占領されていたレイテ島以外のビサヤ諸島の各地に残る日本軍が連合軍による掃討作戦を受けて敗北した。 == 背景 == ''ミンダナオ島の戦い#背景も参照'' ビサヤ諸島のレイテ島やセブ島、ネグロス島など各地には、日本軍が航空基地を設けていた。しかし、レイテ島は1944年末に連合軍に占領され、ルソン島の戦いまでの一連の戦闘の結果、日本軍の航空戦力は壊滅状態に陥っていた。無力化された各拠点には航空部隊の地上要員などが取り残され、分散配備された第102師団(福栄真平中将)が防衛にあたっているだけとなっていた。指揮を執るべき鈴木宗作中将の第35軍司令部は、レイテ島の戦いの前線指導に赴いた後のセブ島復帰、ミンダナオ島転進に苦労し、有効に全体指揮を行える状態ではなかった。 フィリピン全土の占領を目指すダグラス・マッカーサー司令官の方針により、連合軍は中南部フィリピン一帯の解放を目的とした一連の「ヴィクター(VICTOR)」作戦を立案した。うち、「ヴィクター1号」作戦はネグロス島北西部及びパナイ島に対する計画、「ヴィクター2号」作戦がセブ島やボホール島に対する計画であった。パラワン島についても、ミンダナオ島の戦いと南シナ海の通商破壊に利用するための航空基地設置の意図で侵攻することになった(「ヴィクター3号」)。 中南部フィリピンでは現地人のゲリラ部隊が優勢で、アメリカ軍の作戦に呼応して日本軍を攻撃した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビサヤ諸島の戦い」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Battle of the Visayas 」があります。 スポンサード リンク
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