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セルパン
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セルパン
セルパン(serpent)は、金管楽器の一種である。19世紀半ば以降は起用されることがほぼなく、古楽器の一つと見なされる。 == 解説 == セルパンはマウスピースコルネット族の低音・金管楽器である。ホルンボステル(Hornbostel)とザックス(Sachs)は、その楽器分類表で、トランペットの傍にこのセルパンを置いている。蛇に似た形に曲げられた長い円錐形をしており、これが名前の由来である(元々serpentはフランス語で蛇の意)。金管楽器に一般的なバルブではなく木管楽器のような音孔を持つ。木製で素材は主にウォールナット(胡桃)が使われていた。 早期の型ではリコーダーのように音孔にはキーが付けられていなかったが、後のものでは、クラリネットのようなキーを備えている。音域は楽器や奏者に応じて異なるが、概して中央ハ音の上下両オクターヴに及ぶ。しかしながら、18世紀以来のいくつかの文書は、この楽器は中央ハ音の上、2オクターヴ以上の音にまで届くとしている。また、中央ハの2オクターヴ下まで及ぶものもあり、チューバ発明以前は金管の低音楽器としても使用された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セルパン」の詳細全文を読む
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