|
センテナリアン(centenarian)とは、100歳以上の人物のことである。 110歳以上の人物を指すスーパーセンテナリアンは、センテナリアン1000人につき約1名しか存在しない。115歳以上となると非常に稀有で、有史以来現在まで39人のみで、現在4人(スザンナ・マシャット・ジョーンズ、エマ・モラノ=マーティヌッジィ、ヴァイオレット・ブラウン、田島ナビ)が存命中。国際連合は2009年、世界中に推計455000人のセンテナリアンがいると発表した〔。 == 現状 == アメリカ合衆国は2010年9月1日現在、センテナリアンの人数が世界最多で推計70490人となっている〔2010年初、アメリカ合衆国国勢調査局は国内のセンテナリアンの推計値を3分の1にまで減らしている。"Resident Population. National Population Estimates for the 2000s. Monthly Postcensal Resident Population, by single year of age, sex, race, and Hispanic Origin, July to September 2010" も参照のこと〕。これは国民4400人につき1人に相当〔2010年9月のデータ。"Resident Population. National Population Estimates for the 2000s. Monthly Postcensal Resident Population, by single year of age, sex, race, and Hispanic Origin, July to September 2010" も参照のこと〕。 日本はアメリカ合衆国に次いで2番目にセンテナリアンの数が多く、2012年9月現在、推計51376人〔。なお、調査が始まったのは1963年だが、この時は153人のみであった。その後、1998年に10000人、2003年に20000人、そして2009年には40000人と、短期間のうちに数が倍増。国際連合の人口統計学調査によると、2050年までには272000人に上るとの予測が成されている。一方で、この数は100万人に達するとの試算もある。 日本の平均寿命の高さを、炭水化物中心の食事と健康的な生活に求める専門家は多い。全人口に占めるセンテナリアンの数は2010年9月現在、島根県で全国平均と比較して114%、沖縄県も92%それぞれ多くなっている〔Japan Times "Centenarians to Hit Record 44,000" , September 15, 2010.〕〔Willcox, D. Craig; Willcox, Bradley J.; He Qimei; Wang Nien-chiang and Suzuki Makoto "They Really Are That Old: A Validation Study of Centenarian Prevalence in Okinawa" , The Journals of Gerontology Series A: Biological Sciences and Medical Sciences, Vol. 63, 2008, pp. 338-349〕。食事以外にも、沖縄県民の平均寿命の高さを裏付ける要因は4つあり、後に長寿学研究でも言及された〔Santrock, John. (2008). Physical Development and Biological Aging. In Mike Ryan, Michael J. Sugarman, Maureen Spada, and Emily Pecora (Eds.), A Topical Approach to Life-Span Development (pp. 129-132). New York: McGraw-Hill Companies, Inc.〕。なお、2008年における日本国内のセンテナリアンの人数は3522人に1人、対して沖縄県はこの平均を上回り、2006年で1838人に1人となっている〔AFP ''De plus en plus de centenaires au Japon'' , Agence France presse, 12 September 2008.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「センテナリアン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|