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セイントイライアス山(Mt. Saint Elias)とは、北アメリカ大陸の北西部に存在する山の1つである。山頂の標高は5,000メートルを超えている。山頂にカナダとアメリカ合衆国の国境が通っている。セイントイライアス山を含めた一帯は、1979年からはUNESCOの世界遺産(「クルエーン/ランゲル=セント・イライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー=アルセク」)に登録されていて、カナダやアメリカ合衆国からも国立公園(カナダのクルエーン国立公園およびアメリカ合衆国のランゲル・セイントイライアス国立公園)に指定されている。 == 概要 == セイントイライアス山は、北緯60度17分、西経140度56分付近に位置していて、セイントイライアス山地を構成する山の中でもよく知られた山の1つである。山頂の標高は5,489メートル 〔"Mount Saint Elias " United States Geological Survey提供 Geographic Names Information Systemより。 2007年10月31日閲覧。 〕。 これは、セイントイライアス山地で2番目に標高の高い山であり〔セイントイライアス山地で最も標高が高い山は、ローガン山(標高5,959メートル)である。〕、カナダ内でも2番目に高い山であり〔カナダ内で最も標高が高い山は、セイントイライアス山の北東約40kmの所に位置し、セイントイライアス山と同じくセイントイライアス山地に属するローガン山(標高5,959メートル)である。この他セイントイライアス山地には、カナダで3番目に標高の高いルカニア山(標高5,226メートル)もあるなど、セイントイライアス山地にはカナダ内における高山が集中している。ちなみに、ローガン山もセイントイライアス山も共にユーコン準州に属しているので、セイントイライアス山は、ユーコン準州においても2番目に標高の高い山である。〕、アメリカ合衆国内でも2番目に高い山に当たる〔アメリカ合衆国内で最も標高が高い山は、マッキンリー山(標高6194m)である。ちなみに、マッキンリー山もセイントイライアス山も共にアラスカ州に属しているので、セイントイライアス山は、アラスカ州においても2番目に標高の高い山である。〕。北米では4番目に高い。 また、セイントイライアス山は海岸付近の低地帯から、たったの16キロメートルほどの近距離に山頂が存在しているという点が特筆に価する。このことが意味するのは、すなわち、この山が急峻(勾配が急)であるということである。山頂部はほとんど垂直に近いくらいの傾斜を持っていて、これはマッキンリー山やヒマラヤ山脈の山々とも比較されるくらい険しいことで知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セイントイライアス山」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mount Saint Elias 」があります。 スポンサード リンク
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