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セント・ギガ(St.GIGA)は、衛星デジタル音楽放送株式会社が開局した、世界初の衛星放送によるデジタルラジオ放送局。1990年11月より試験放送、1991年3月30日、本放送を開始。同年9月1日、有料放送を開始した。 == 放送内容 == 潮の干満と月の運行を組み合わせた「タイド・テーブル」を基本とし、独自にサンプリングしたPCMによる高品質な世界各地の自然音と、「Voice」と呼ばれる詩のナレーション、サウンド・デザイナーの選んだデジタル音源の音楽とがミックスされた「音の潮流」を放送した。全時間帯で時報なし・ニュースなし・DJなし・トークなしの番組が絶え間なく送り出される〔日本衛星放送(旧・JSB)とBSアナログ放送周波数帯域を共有していた関係上、WOWOWで「Bモード」音声を使用したクラシック音楽などの番組が放送される時間帯は「音の潮流」は休止となっていた〕異色の編成〔いわゆる番組の境界を設けない「ワンフォーマット」編成は、日本の放送局としてはKBCラジオ(1990年度-1992年度に「KBC-INPAX」として事実上の同等の編成を実施)に次ぐものであった〕でスタート。番組構成を担当していたのは、J-WAVE出身の横井宏・桶谷裕治ら。 ステーションコールはカート・ヴォネガットの『タイタンの妖女』に登場するハーモニウムの発するメッセージから採った「"I'm here." "I'm glad you're there." "We are St. GIGA"」〔原典では"Here I'm."と"So glad you're"〕。 1993年頃には一般のラジオ局と同様のヒットチャートなどを扱う番組が現れ、終日タイド・テーブルとしていた時間編成はこの時点で崩れることとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セント・ギガ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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