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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
セント・ジョンズ・レトリーバー(英:St.Jon's Retriever)とは、カナダのニューファンドランド島セントジョンズ原産のレトリーバー犬種である。 セント・ジョンズ・ウオーター・ドッグ(英:St.Jon's Warter Dog)とも呼ばれる。また、レッサー・セント・ジョンズ・ドッグ(英:Lesser St.Jon's Dog)という名前も持つ。この「レッサー(小型)」というのは本種が小型犬種であることからつけられたのではなく、同地原産犬種のニューファンドランドと比較してやや小さめであることからつけられた異名である。 日本でも人気の高い、ラブラドール・レトリーバーの先祖でもある。 == 歴史 == カナダに他地域からの移民が入り始めた頃、ウォータードッグタイプの犬とニューファンドランドを交配させて作られた犬種である。凍て付く寒さの中でもリトリービングを行い、丈夫な体と扱いやすい気性を持っていたため猟師や漁師に重宝されていた。後にもっと能力の高いレトリーバーを作り出すという試みが行われ、数頭がイギリスに輸出されて改良されてラブラドール・レトリーバーが誕生した。しかし、カナダ国内のセント・ジョンズ・レトリーバーは逆輸入されたラブラドールに押され、活躍の場を徐々に奪われていった。更にむやみに行われた異種交配による雑種化が進んだ事も有り、純血の犬の数は極端に減ってしまい、絶滅寸前となってしまった。あまりにも頭数の激減が深刻であったため、本種は既に絶滅してしまったと見る専門家も多かった。 しかし、1980年代にカナダの辺地で生存していた数頭の純血のセント・ジョンズ・レトリーバーが発見され、この犬を使って本種の再生活動も行われている。数人のブリーダーによってこの活動は行われているが、まだ復刻版の頭数は少ない。本種はあまりカナダ以外では知られていない犬種である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セント・ジョンズ・ウォーター・ドッグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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