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聖マイケル・聖ジョージ勲章(Order of St Michael and St George)はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の騎士団勲章。正式タイトルは''”The Most Distinguished Order of Saint Michael and Saint George”''。 '”The Most Distinguished Order of Saint Michael and Saint George”''。 '。 == 沿革 == 1818年、当時皇太子だったジョージ4世が、ウィーン会議の結果イオニア諸島がイギリスの保護領となったことを記念して創設した。その趣旨は、功績のあった同諸島及び、同じくイギリスの保護領となったマルタ島の市民を顕彰するためで、当初は地中海地域の保護領統治に貢献した人物が叙勲対象であった。その後、海外にイギリスの保護領や植民地が広がるに従い、それらの地域も対象となっていった。そして現在では、重要な公職を努め、イギリス連邦及び外国との関係に於て非軍事面で功績のあった人物が対象とされている。イギリス連邦の国民に関しては、外交官や英連邦諸国の行政官等の公務員が主な対象であり、役職に応じてある程度自動的に授与される。また、軍人の場合も戦功ではなく、外地に於いて民事等に関する任務に就いた者が授与対象となる。一方、王族への叙勲は少ない。外国人には、保護領の領主や英国に駐在する他国の外交官、或は他国の政治家へ贈られる。〔君塚 p 222-223、255-258〕 女性に関しては、ガーター勲章やロイヤル・ヴィクトリア勲章が創設当初から女性王族へ授与されてきたのに対して、聖マイケル・聖ジョージ勲章は元々王族への叙勲が少ないこともあり、女王以外の自国女性王族への叙勲は創設から100年以上されることがなかった。女性への叙勲が制度化されたのは1970年代以降で、それ以前では、デーム・グランド・クロスは保護領の女王が叙勲されたのみである〔君塚 p 258〕。 File:Queen Salote.PNG|初のデーム・グランド・クロス受章者であるトンガのサローテ・ツポウ3世 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖マイケル・聖ジョージ勲章」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Order of St Michael and St George 」があります。 スポンサード リンク
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