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選抜高等学校野球大会(せんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、例年3月下旬から4月にかけて兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる日本の高校野球の大会である。略称はセンバツ。通称は「春の大会」「春の高校野球」「春の甲子園」とも。英文名称は''National High School Baseball Invitational Tournament''。主催は毎日新聞社、公益財団法人日本高等学校野球連盟(高野連)。大会旗および優勝旗の色は紫紺。5年に1度(下1桁が0と5の回)は記念大会として実施されている。歴代優勝校は、選抜高等学校野球大会歴代優勝校に記述。 == 出場校 == === 出場校の選抜 === 出場校は、選考委員会によって決められる。1947年、小倉中学(現小倉高校)(福岡)が春の選抜甲子園大会で準優勝、夏の甲子園大会では優勝し、初めて深紅の大優勝旗が関門海峡を越えた。この小倉中学の春の選抜準優勝に続く夏の全国制覇は九州地区の中学校の野球熱を一段と高めた。この機運に乗って朝日新聞西部本社運動部の芥田武夫部長は全国に先駆け、「全国中等学校野球連盟九州支部」を組織し、秋に第一回九州大会を鹿児島の鴨池球場で開催し、大成功を収める。そのため他の地域も九州大会を範にして翌秋から地区大会を開催するようになる〔 大羽武『甲子園2連覇 -焼け野原から立ち上がった球児・福嶋一雄-』(朝日クリエ 2012年7月25日)〕。 以後、一般に、新チームで臨む最初の公式大会(実質的な新人トーナメント戦)となる秋季各都道府県大会・地域大会(全国10ブロック)の成績が春の選抜大会出場校・並びに補欠校を決める際の重要な選考資料となる。また、出場校が記念大会を除いて最大32校、記念大会でも最大36校と定められているため、1ブロックとして定められている東京都・北海道を除けば、出場校が1校もない府県が毎回生じる。逆に、同一府県から2校以上選出される可能性もあるのが(過去には最大4校選出されたことがある)、選手権大会と大きく異なる点の一つでもある。 出場校の選考は各都道府県の高野連推薦校の中から秋季地区大会(東京都大会・北海道大会は地区大会に相当)と府県大会の実績と地域的なバランスを考えた選考を前提としている。ただし選考会では高野連役員の意思が反映されるため、秋季地区大会で初戦敗退ながらも選ばれる学校もある。出場校決定後に組み合わせ抽選会を行いトーナメント方式で頂点を決め、2校出場した都道府県代表校は決勝戦まで当たらない様に配置させる。そのため、同じ都道府県代表校の対戦の機会は非常に少ない。組み合わせ抽選会は毎年開会式1週間前の9:00から行い、各地区の出場校が多い学校から決定する。選手宣誓は出場校全校の主将によるくじ引きで決定する。ただし、第83回大会(2011年)のみ奥島孝康日本高等学校野球連盟会長が抽選で選んだ。 選手の学年は年度を跨ぐため、新年度の学年で紹介される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「選抜高等学校野球大会」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese High School Baseball Invitational Tournament 」があります。 スポンサード リンク
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