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センボンヤリ : ミニ英和和英辞書
センボンヤリ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


センボンヤリ : ウィキペディア日本語版
センボンヤリ

センボンヤリ(千本槍、学名: )は、キク科センボンヤリ属多年草頭花は春型と秋型の2型ある。別名、ムラサキタンポポ
== 特徴 ==
根出葉がロゼット状に発達し、葉の形は倒卵状長楕円形で頭大羽裂状に中裂する。葉の裏はくも毛が密生する。
春型の花茎は高さ10cmくらいになり、4-6月頃、径1.5cmの頭花をつける。春型の頭花には、縁1列に舌状花がつき、中央には筒状花がつく。筒状花はめしべとおしべを備える両性花で、舌状花はめしべだけが機能する雌花である〔森田竜義「センボンヤリ」『週刊朝日百科植物の世界』7、1-195頁。〕。花の色は白から赤紫で、ムラサキタンポポの別名はこの春花に由来する〔森田竜義「センボンヤリ」『週刊朝日百科植物の世界』7、1-196頁。〕。
秋型の花茎は高さ30-60cmになって林立し、小さいながら千本槍の様相を見せる。花茎には線形の小葉が多数つく。秋型の頭花は、自家受粉する閉鎖花で筒状花のみからなる。総苞は筒状で長さ15mm程度。果実は痩果となり長さ6mm、冠毛は褐色になり、長さは11mmになる。春と秋では、秋の花のほうが花の数、種子の数ともに多い。
多年草のセンボンヤリは、毎年地上の茎と葉を枯らし、地下茎と根で越冬するが、根の部分を毎年新しく更新する。具体的には、春に古い根の上、葉の下から新しい根を伸ばし、夏から秋まで上下に重なる新旧の根が働く。冬になって茎と葉が枯れるときに古い根は枯れ、春に生えた根が冬越しする。新しい根は、地面に根を張ってから収縮することで土の中におさまる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「センボンヤリ」の詳細全文を読む




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