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センポク・カンポク
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センポク・カンポク ( リダイレクト:センポクカンポク ) : ウィキペディア日本語版 | センポクカンポク センポクカンポクは、越中国の東礪波郡利賀村(現・富山県南砺市)に伝わる妖怪〔村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、203-204頁。ISBN 978-4-620-31428-0。〕。 大きなヒキガエルのような体と、人間のような顔を持つ。家に死人が出ると、死んだ者の掛けむしろのもとに現れ、死後から1週間経つと大戸の外に出て番をする。3週間の間はその家にいるが、4週間経つと死者の霊を導いて墓場へと行く〔多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、252頁。ISBN 978-4-915146-44-2。〕。死者の霊魂の番をし、その道案内をする役目を持つ者と考えられている〔。南砺市付近では、子供向けの昔話によくセンポクカンポクが登場したという〔宮本幸江・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』 学習研究社、2007年、62頁。ISBN 978-4-056-04760-8。〕。 またこの地方では大きなカエルのことをカサゴットの神、またはテンテンゴットの神と呼び、人が死に瀕しているときに名を呼ぶと、この神の妖術によって助かるという言い伝えもある〔。カサやテンテンは疣や瘡などの出来物を意味するらしく、ゴットはカエルを意味する方言である〔。 == 脚注 ==
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