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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
セーブ(英:Save)とは、野球で、リードしているチームの救援投手が試合終了までリードを守りきることで付く投手記録〔2009公認野球規則10.19〕。 最多のセーブを記録した投手に最多セーブ投手のタイトルが与えられる。 == セーブの成り立ち == 元々はアメリカ合衆国において、イリノイ州シカゴの地方紙シカゴ・トリビューン紙のスポーツ担当記者だったジェローム・ホルツマンがに提唱したものである。前年のにMLBのピッツバーグ・パイレーツのロイ・フェイスがフォークボールを武器に救援専門で当時のMLB新記録となる18勝(1敗)の成績を挙げ、ホルツマンが彼の成績に着目した事がきっかけとなった。フェイスは18勝という素晴らしい成績を残してはいたが、そのうち10勝はリードを守りきれず、先発投手の勝ち星を消してしまったがゆえに得た勝利であった。当時は救援投手の評価基準が防御率と勝敗しかなく、ホルツマンは救援投手を正当に評価する指標が必要であるという想いを強くした。ホルツマンはセーブの概念を複数のメディアに発表し、公式記録とするようにMLB機構にも働きかけ、に正式に公式記録となった。MLBでは50年ぶりの新たな公式記録誕生となった。から、きちんと条文が整理されてルールブックにも記載されるようになった〔。 よりスポーティング・ニューズ誌が誌上で表彰することとなった。制定当初は「(1)2点リードで登板し、1イニングを完全に投球した場合。(2)同点または勝ち越し点になる打者と対戦し、リードを守り切った場合」と現在より厳しい条件だった。このセーブに救援勝利を加算したものをセーブポイントと呼び、その両リーグ1位を最優秀救援投手として表彰した。1961年の最優秀救援投手は、アメリカンリーグは救援勝利15と19セーブを挙げたルイス・アローヨ(ニューヨーク・ヤンキース)。ナショナルリーグは救援勝利14、セーブ12のスチュー・ミラー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)だった。 その後、セーブを稼ぐためにほぼセーブ機会だけに登板するクローザー(抑え投手)という役割を持った投手が現れ、特定の投手にセーブが集中するようになったため、制定当初のセーブの意義と著しく乖離するようになった。そのため、現在ではホールドなどが救援投手の新たな評価基準となっている。 公式記録として初めてセーブが記録された投手はビル・シンガー(ロサンゼルス・ドジャース)である。1969年4月7日のシンシナティ・レッズ戦(シーズン開幕戦)で記録している。シンガーは本来は先発投手であったため、通算セーブ数はこれを含めてたった2つである。 日本プロ野球ではにセ・パ両リーグで公式記録として導入された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セーブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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