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セーボリー : ミニ英和和英辞書
セーボリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

セーボリー ( リダイレクト:セイボリー ) : ウィキペディア日本語版
セイボリー[ちょうおん]

セイボリー(セボリーとも、英英:''savoury''、米英:''savory'')とは、シソ科キダチハッカ属一年生草本または多年生草本の総称で、およそ30種を含む。ハッカに似た風味と、葉が木立のように密集して生える様子から、日本では木立薄荷(きだちはっか)と呼ばれる。
地中海沿岸が原産地のシソ科の植物で、代表的なサマーセイボリーは一年生草本であり、草丈は10 - 60センチメートルで茎は淡紫色。夏に紫色の花を咲かせる。ウィンターセイボリーは多年生草本であり、成長すると1.5メートルほどの低木となる。
サマーセイボリーの方がウィンターセイボリーよりも香味が柔らかく豊かであり、ハーブとしての評価は高いが、ウィンターセイボリーは通年収穫できるという利点がある。
== 利用 ==
古来より葉の部分をハーブとして利用している。薬用としては16世紀の本草書『バンクスの本草書』で催淫剤胃腸薬としての効果があるとされ、17世紀の本草書家ニコラス・カルペパーによれば、目のかすみや耳鳴りに効果があるとされた〔マーガレット・B・フリーマン著 遠山茂樹訳『西洋中世ハーブ事典』、八坂書房、2009年、pp87-88〕。その他、駆風薬や去痰剤などの用法でも使われてきたが、今日では薬草として使われることはほとんどない〔武政三男 『スパイス&ハーブ辞典』、文園社、1997年、p115〕。
食用としては、ハーブティーや肉料理、豆料理のスパイスに利用される。ドイツでは「豆のハーブ」と呼ばれ、豆料理には欠かせない調味料とされている。コショウが貴重品だった時代は、その代用にもなった。乾燥もしくは生の葉を刻んでかけたり、煮込み料理に入れるほか、に香りを移してドレッシングにしたり、エルブ・ド・プロヴァンスの材料にもなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セイボリー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Satureja 」があります。




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