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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ちびうさは、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。 テレビアニメ版で声を演じた声優は荒木香恵〔第44 - 50話まで三石琴乃の代役としてうさぎ役を担当した。〕で、新作アニメCrystal版では福圓美里。 海外名はRini(リニ)。 == 人物 == 原作第2期、テレビアニメ『R』後半から登場。セーラーちびムーンに変身する。ピンクの髪を月野うさぎと同じくシニヨン付きツインテールにセットしている少女(実際はシニヨンが尖っており、お団子とは言いがたい)。 30世紀のクリスタルトーキョーにある月の王国シルバーミレニアムの王女で、ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオン(実は未来の月野うさぎと地場衛)の娘。「ちびうさ」というのはいわゆるあだ名であり、フルネームは「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」といい、次代のシルバーミレニアムのプリンセスでもある。セーラープルートこと冥王せつなやお付きの猫であるダイアナ、未来の両親からは「スモール・レディ」とも呼ばれる(ブラック・ムーン一族からは「Rabbit(ラビット)」と呼ばれている)。 30世紀のクリスタルトーキョーから、自分の母親の過去の姿でもあるうさぎ達のいる20世紀に時空を超えて来た。周囲にはうさぎの従妹とごまかしており、途中からうさぎの弟と同じ「区立十番小学校」に通う。地球での名前は母同様「月野うさぎ」なのだが、周囲からは上記の通り「ちびうさ」と呼ばれている。 見た目は幼い少女だが、実は900年ほど生きている(原作・新作アニメCrystalの設定。テレビアニメでは見た目どおりの年齢の可能性が高い)。変幻自在の未来アイテム「ルナPボール」を所持している。これを使って、うさぎの両親や弟を洗脳して自分を「月野家の親戚の子」と認識させていた。またボールは弾ませることによって特殊な能力を発揮し、ルナPボールを様々な物に変えることができる(テレビアニメでは「ルナP変化」と掛け声をかける)。原作や新作アニメCrystalでは登場当初、ボールを使って寂しさを紛らわしたり、ゲームセンターでゲームを操作したりしていた。テレビアニメでの登場当初はボールを介してセーラープルートと連絡を取り合っていた。 外見は母親似だが、うさぎとは違いしっかり者かつおませで少々生意気な性格。学校での成績も良い(この辺は父親の衛に似た様子)。特にテレビアニメではたびたびうさぎをバカにしては喧嘩しているが、本当はうさぎが大好きで甘えん坊。衛のことは出会って間も無くすぐに懐いていた。彼に対して未来の父親であることを知りながらも恋心に近いものを持っており(テレビアニメでは衛と結婚すると言っていたこともある)、うさぎといつも衛を取り合い、二人がいい雰囲気の時は邪魔をすることもある。原作及び新作アニメCrystalでは「ブラック・レディ」時代に衛への独占欲からか、衛にキスをしたこともある。しかし、第4期「デッド・ムーン編」でエリオスに恋をしてからはあまり二人の邪魔をすることは無くなった。 うさぎ同様、体が弱い土萠ほたるを励ましたり、命がけで彼女を守ろうとするなどといった心優しさも持っている。後にほたるとは同じ学校に通い、友好関係を育んでいる。冥王せつなことセーラープルートとは未来で親しく、彼女のことを「ぷー」と呼んでいる(テレビアニメでは自分を「ちびうさ」と呼べば「せっちゃん」と呼んであげると発言していたが、最後までお互い「スモール・レディ」「ぷー」のままだった)。テレビアニメでは、ほたるが邪悪なセーラー戦士(セーラーサターン)であることを知ってから、抹殺することを主張するせつなの意見に対し断固反対したり、ほたるが何処へと姿を消してしまった際も、天王はるかや海王みちると共にせつな達3人のせいにし、「プーなんか嫌いだ!」と言い放ったことがある。原作ではセーラームーンのように内部戦士のような仲間が欲しいと思うことがあり、後に彼女の守護戦士である「セーラーカルテット」が登場した。原作五期終盤では、彼女らと共にセーラームーンのピンチに駆けつける。 原作第五期では未来に帰った後もそれなりに出番があったが、テレビアニメ「セーラースターズ」での出番は極めて少なく、172話を最後に登場しない(気絶したうさぎの夢に一度だけ声付きで登場したが、あくまで夢の中の出演なので出番らしい出番ではない)。そのため、原作ではちびちびに会っているが、テレビアニメでは無関係〔ただし、ちびちびの性格を見たうさぎが「ちびうさとは大違い」と発言するシーンがある。〕。 主人公の月野うさぎは中学2年生であり周辺登場人物もそれに近い年齢設定だったが、このちびうさの登場によってなかよし読者層、特に小学校低学年女児の人気は一気に彼女へと傾いた。1994年になかよし誌上で行われたセーラームーンのキャラクター投票では、主役の月野うさぎを抑えてちびうさが1位になったほどである(ただしこの集計では月野うさぎとセーラームーンなど変身前と後の人格を分けて集計しており、当時ちびうさはセーラーちびムーンへの変身はまだなかった)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ちびうさ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chibiusa 」があります。 スポンサード リンク
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