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ゼニヤッタ
ゼニヤッタ(、香港表記:)はアメリカ合衆国の競走馬である。2009年のブリーダーズカップ・クラシックにおいて、牝馬として史上初の優勝を果たした。ほか2008年のブリーダーズカップ・レディーズクラシックなどG1競走13勝(北米での牝馬による最多G1勝利記録)。デビューからの19戦を19連勝という成績は、ペッパーズプライドと並び、当時の北米における1位タイのデビューからの無敗記録であった〔この記録は2011年にラピッドリダックスにより更新された。〕〔ペッパーズプライドがレベルが高くないとされるニューメキシコ州産馬限定レース以外には出走しなかったことから、実質的な1位ともされる。また、この観点からはグレード制導入以降のデビュー以来無敗の世界記録ともされている。〕。2010年度エクリプス賞年度代表馬、2008・2009・2010年度エクリプス賞最優秀古牝馬。主戦騎手はマイク・スミス。生涯獲得賞金730万4580ドルも北米の歴代牝馬最多獲得賞金記録。 半姉にG1競走3勝を挙げたバランス(父・サンダーガルチ)がいる。 == 経歴 == 2005年9月にキーンランドで開催されたセリ市において6万ドルという安値で購買され、音楽プロデューサーのジェリー・モスの所有馬となった。モスはこの時の印象を「背が高くがっしりとしていて、一目惚れだったという」と語っている。その後「ゼニヤッタ」と名付けられカリフォルニア州を本拠とするジョン・シレフス厩舎に入厩し、ハリウッドパーク競馬場を本拠地とした。馬名はモスが創業したA&Mレコード所属のロックバンド・ポリスの3枚目のアルバム『ゼニヤッタ・モンダッタ』に由来する〔。しかし調教が始められるとその動きは芳しくなく〔、体高(キ甲=首と背の境から足元まで)およそ17ハンド(約172cm)・推定体重1200ポンド(約544kg)〔アメリカ競馬では馬体重を計測する習慣がないため、正確な馬体重は不明。〕という巨躯もあり馬体が絞れず小さな怪我を繰り返したこともありデビューは3歳11月と非常に遅くなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼニヤッタ」の詳細全文を読む
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