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ゼロ・ジ・アール : ミニ英和和英辞書
ゼロ・ジ・アール[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

アール : [あーる]
 【名詞】《単位》 an are
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ゼロ・ジ・アール ( リダイレクト:ノイエ・ジール#ゼロ・ジ・アール ) : ウィキペディア日本語版
ノイエ・ジール[ちょうおん]

ノイエ・ジール (Neue Ziel) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式のロボット兵器モビルアーマー(MA)」の一つ。初出は、1991年に発売されたOVA機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』(以下『0083』)。
作中の敵側勢力であるジオン公国軍残党組織「アクシズ(のちのネオ・ジオン軍)」が開発した試作機で、別派閥の残党組織である「デラーズ・フリート」に譲渡され、同組織のパイロットで主人公コウ・ウラキのライバルである「アナベル・ガトー」の乗機となる。本来は特殊能力者「ニュータイプ」用の武装を一般人にもあつかえるようにしているのが特長で、ほかにも多彩な武装や巨体に似合わない機動性を有している。
『0083』劇中終盤に登場し、コウが搭乗する「ガンダム試作3号機デンドロビウム(GP03)」と死闘を繰り広げる。
メカニックデザイン明貴美加
当記事では、派生機体についても併せて記述する。
== 機体解説 ==

デラーズ・フリートを陰ながら援助するため、同じジオン残党であるアクシズ側から引き渡されたMA。ガンダム試作2号機を失った後のアナベル・ガトーがパイロットを務める。
羽根をひろげた巨大なアゲハ蝶のような外観が特徴で、肩アーマーを前翅、下半身のプロペラントタンクを腹節両側の後翅に見立てている。本機を見たガトーは、「ジオンの精神が形になったようだ」と感嘆の声を発する。
機体各所に設置された大型スラスターにより、巨体に似合わない機動性を運動性を発揮する。有線クローアームを射出することで、オールレンジ攻撃を可能とすることも特色である。サイコミュを用いない半自動制御によって、非ニュータイプパイロット1名でも操作が可能となっているが、それでもパイロットに掛かる労力は重い。
武装は、ジェネレーター直結式の大出力メガカノン砲や、エネルギーCAPにより連射が可能な偏向メガ粒子砲、ミサイルランチャーのほか、2本の有線式のアーム・クローにビーム・サーベル兼用のメガ粒子砲が搭載され、それによる格闘戦も可能。このほかにも隠し腕と呼ばれる4本のサブアームを持つ。Iフィールドジェネレーターも搭載されており、ガンダム試作3号機のメガビーム砲をも防ぎ切る。ビグ・ザムのような大火力は持たない分、稼働時間は長い。
本機の設計自体は一年戦争時から進められていたが、物資や技術等の問題から設計が見送られていた。しかし、アステロイドベルトの豊富な資源や、各種技術の進歩によってようやく建造が可能になったという経緯がある。
また、α・アジールに類似した形状からその原型であるとも言われている(実際に『0083』制作関係者がα・アジールに似せてデザインしたことを明言している)。また、漫画機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、ノイエ・ジールの原型ともいえるゼロ・ジ・アールが登場する。
; 型式番号について
: 当機の型式番号は「AMX-002」とされることが多いが、これは本来ガザBの型式番号であり、誤りであるとする資料も多い。また、「AMA-X2」はデラーズ・フリート内での型式番号とする説もある。講談社発行の書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』では「AMA-002」が正しいとされ、近年ではこちらの型式番号が一般的になりつつある(だが、現在でもAMX-002と表記されることがある)。なお、これはジャムル・フィンの「AMA-01X (AMA-001X)」に次ぐ番号である。
; 劇中での活躍
: 劇中ではアクシズ艦隊からデラーズ・フリートへ、地球にスペースコロニーを落下させる星の屑作戦の最終段階においてコロニー防衛のため戦線に投入される。コンペイトウからの連邦軍の追撃艦隊を奇襲し、戦艦を次々に撃沈し、撃退する。
: その後、コロニー奪還のため追撃してきたアルビオン隊のガンダム試作3号機と交戦。ビーム兵器主体の本機は序盤こそ劣勢だったが、ガンダム試作3号機のIフィールド・ジェネレーターを破壊した後は優位に立ち、コロニーの阻止限界点突破を成功させる。
: その際、地球連邦軍が地球へ向かうコロニーを焼き尽くすために稼動準備を進めていた、ソーラ・システムIIのコントロール母艦を稼動直後に撃破し、作動不能に陥らせる。その後、再稼動したソーラ・システムIIに狙われ、照射されるも、コントロール艦が破壊されていたことと、コロニーの直撃により一部のミラーが使用不能になったことによる威力の低下が幸いして、大破を免れる。その後連邦軍艦隊(サラミス級巡洋艦)に特攻を敢行して爆散する。
; 名称について
: 本機の名称である“''Neue Ziel''”とはドイツ語でそれぞれ「新しい」「目標」を意味する。ただし、本来のドイツ語としては「ノイエス・ツィール」 (Neues Ziel) が正しい。「ノイエ・ジール」では、形容詞 Neu の格変化および Ziel の日本語表記(読み方)が間違っており、架空の言語となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノイエ・ジール」の詳細全文を読む




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