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ソウルの春[そうるのはる]
ソウルの春(そうるのはる)とは、1979年10月26日、韓国大統領の朴正煕が暗殺された10・26事件(朴正煕暗殺事件)の直後から翌1980年5月17日の非常戒厳令拡大措置までの民主化ムードが漂った政治的過度期を指し、チェコスロバキアの「プラハの春」に由来する言葉である。 しかし、全斗煥の粛軍クーデターと、光州事件の武力鎮圧で挫折し、民主化は1987年を待たなければならなかった。 == 概説 == 文民出身の崔圭夏大統領が80年2月28日に発表した公民権回復措置によって、それまで政治活動を規制されていた金大中や尹潽善など反体制派人物の政治的自由が回復し、新民党総裁金泳三、在野指導者で71年大統領選挙における新民党候補者であった金大中、民主共和党総裁金鍾泌の所謂「三金」が、次期大統領に名乗りを上げ政治活動が本格化、学生運動や労働運動も活発化した。ソウル市内の高層ビルで青瓦台(大統領府)に向いた窓のブラインドが一斉に撤去された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソウルの春」の詳細全文を読む
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