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ソウルー[ちょうおん]
ソウルー(、1048年 - 1084年、在位:1078年 - 1084年)は、パガン王朝の第2代の国王。史料にはシュリ・ヴァジュラー・パラナ・トリブパテイ(神聖な金剛杵の持ち主である三界の所有者)とも書かれる〔大野『謎の仏教王国パガン』、175頁〕。初代国王アノーヤターの子。父の即位に伴い、ソウルーの名を称した〔G.E.ハーヴェイ『ビルマ史』、46頁〕。 == 生涯 == 乳兄弟であるモン族のヤマンカンを寵愛し、アノーヤター配下の有力者であるチャンシッターがモン族の王女キン・ウと密かに恋仲になったためにパガンから追放されると、ヤマンカンと共に彼を迫害した〔。即位後にチャンシッターをパガンに呼び戻し、アノーヤターの妃となっていたキン・ウを妻に迎えるが、チャンシッターがキン・ウと関係を取り戻すと、チャンシッターをヤンゴン近郊のダラに追放した。1084年にモン族が起こした反乱で落命したと考えられており〔、G.E.ハーヴェイはビルマ語の王統史の記述から、反乱の指導者をモン族の居住地を統治していたヤマンカンとしている。 在位中の建築事業として、シュウェソウルというパゴダをモンユワ(現在のザガイン管区に属する都市、:en:Monywa)とミンブ(現在のマグウェ管区に属する都市、:en:Minbu)に建立したことが知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソウルー」の詳細全文を読む
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