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ソウル郊外線(ソウルこうがいせん、ソウルギョウェせん)は、大韓民国京畿道高陽市徳陽区の陵谷駅と議政府市の議政府駅を結ぶ、韓国鉄道公社(KORAIL)の鉄道路線である。 2004年以降は定期旅客運行を休止し、貨物路線として使用されている。「ソウル郊外線」の名称は旅客営業時のもので、現在の正式名称は郊外線である。 全線非電化の単線路線であるが、陵谷 - 大谷間は京義線に、佳陵付近 - 議政府間は京元線に並行して走る。 == 概要 == 陵谷 - 議政府間を結ぶ陵議線(ヌングィせん)として建設され、1961年7月10日に部分開通、1963年8月20日に全線開通した。旅客列車は京義線の新村駅(ソウル駅の1つ北)まで乗り入れており、京元線の議政府駅までを結んで1日3往復していた。運行は全て気動車で行われ、1990年代まで日本製気動車が用いられ、1997年からは3両編成の9501系気動車で運転されていた。 ソウル特別市の北側郊外を走っているが、沿線は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に近いことから軍事基地があり、沿線が開発規制区域とされていたため、ソウル近郊であるにもかかわらず田園や荒野が広がり、人口は極めて少なく、乗客も少ない状態が続いていた。一方、それにより自然の景観が残ったことから観光客の利用が見込めたため、1994年8月12日からは中華人民共和国製の新造蒸気機関車を使ったSL観光列車(ムグンファ号)を休日に運行(議政府 - ソウル間直通)されていた。 しかし、1990年代後半の経済危機やSLの保守が困難なことを理由に、SL観光列車は2000年5月15日限りで運行が取りやめられた。更に、利用者の伸び悩みが改善される見込みが立たないことなどにより、韓国高速鉄道が開業する前日の2004年4月1日に定期旅客列車の運行は休止された。それ以降は、定期貨物輸送と、沿線の韓国軍基地への補給・人員輸送のみが行われている。ただし、京畿道北部の開発を促すため、郊外線を電化・再整備した上で旅客輸送を再開する計画が進められてはいる。〔교외선 능곡~의정부 35.9㎞, 2020년 전철 개통 《연합뉴스》2011.10.20〕 〔손범규 "교외선 예타 대상사업 재선정" 《중부일보》2011.11.11〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソウル郊外線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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