翻訳と辞書
Words near each other
・ ソティリオス・ニニス
・ ソティリオス・ヴェルシス
・ ソティリス
・ ソティリス・カヤファス
・ ソティリス・ニニス
・ ソテイラ
・ ソテジ
・ ソテジワアイドゥル
・ ソテジワアイドル
・ ソテツ
ソテツ亜門
・ ソテツ属
・ ソテツ目
・ ソテツ科
・ ソテツ綱
・ ソテツ門
・ ソテツ類
・ ソテリオス
・ ソテリオス (韓国府主教)
・ ソテル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ソテツ亜門 : ミニ英和和英辞書
ソテツ亜門[もん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [もん]
  1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons 

ソテツ亜門 ( リダイレクト:ソテツ類 ) : ウィキペディア日本語版
ソテツ類[そてつるい]

ソテツ類(ソテツるい)は、裸子植物の1群である。世界の熱帯亜熱帯に分布する。ソテツ類は、古生代末から中生代にかけて繁栄した植物で、現生のものは生きた化石と言ってよい。
外見はヤシの木に似て、太いがあまり枝分かれしない。は茎の先端部分に輪生状につく。茎の表面は葉跡で埋めつくされる。葉はシダのように羽状複葉で、シダと同じように巻いた状態から、それが展開するようにして出て来る。は茎の先端を大きく占め、雌雄別で、雄花は松毬を長く引き伸ばしたようなもの、雌花はめしべ(大胞子葉)を折り重ねた平らな形になる。個々のめしべを見ると、先端の方は羽状複葉の葉を縮めた形で、基部の方に左右に胚殊がならんでおり、いかにも胞子葉から出来たものだと思わせる。そのような形の雌しべが茎の先端に大きな集団を作るが、場合によってはその真ん中から再び葉が伸びる。いわば花の真ん中からまた茎が伸び出すわけである。亜熱帯から熱帯にかけて、約3科、300種ほどが現生する。
イチョウとならんで、種子植物でありながら、独立した精子を作ることでも有名である〔。1896年帝国大学農科大学(現 東京大学農学部)助教授であった池野成一郎は、鹿児島市で生育していたソテツの固定標本から精子を発見した。その時、標本を採取したソテツは、2008年4月22日に鹿児島県天然記念物に指定された。本株は、1983年10月小石川植物園にも株分けされた〔 2013年11月5日閲覧 〕。花粉は胚珠の先端に付着、発芽して花粉管を形成、その中に精子が作られる。精子は類滴形で多数の鞭毛をもつ。
日本では、ソテツ(蘇鉄)が九州から南西諸島にかけて自生し、南日本各地で植栽されている。海岸近くの岩の上に生育している。茎の芯、種子には毒があるが、処理をすれば食用となる。
== 分類 ==
新エングラー体系では、裸子植物門の下にソテツ綱ソテツ目を置くが、最近の研究では裸子植物は側系統と考えられており、その場合はソテツ門とされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソテツ類」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cycad 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.