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ソニー・エナジー・テック : ミニ英和和英辞書
ソニー・エナジー・テック[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ソニー・エナジー・テック ( リダイレクト:ソニーエナジー・デバイス ) : ウィキペディア日本語版
ソニーエナジー・デバイス[ちょうおん]

ソニーエナジー・デバイス株式会社(Sony Energy Devices Corporation)は、福島県郡山市に本社をおく、ソニーグループの電池充電器電源装置などのメーカー。


== 概要 ==
ソニーとアメリカ合衆国の総合化学メーカー、ユニオンカーバイドの合弁事業だったソニーエバレディが前身。ソニーは電池事業に進出を計画していたが、そのノウハウが不足していた。そこで、ユニオンカーバイドと提携、同社が開発、ソニーが製造することとして、合弁会社のソニーエバレディを1975年に設立した。当時、ユニオンカーバイドは歴史ある電池事業とそのブランド「エバレディ」を所有しており、有力な電池メーカーであった。

だが、
ユニオンカーバイドのインド工場で事故で多数の死者を発生させた影響で同社の財務は逼迫し、肝心の電池事業を手放すこととなり、この合弁は1986年に解消。ユニオンカーバイドの持つソニーエバレディ株はソニーが買い取り、ソニーの完全子会社となった。もちろん、エバレディブランドも使用できなくなったことから、社名をソニー・エナジー・テックと変更。ソニーは合弁事業で得られたノウハウを元にして、独自に電池事業を継続することになったのである。
ソニー・エナジー・テックは、一般の乾電池を製造する傍ら、以前から電池の素材として期待されていたリチウムを使った二次電池を研究し、リチウムイオン二次電池を完成させた。従来、一般的だったニッケルカドミウム二次電池より容量が多く、寿命も長いため、PC携帯電話など、充電式の電気製品に広く使われるようになった。
:2006年、ソニーはリチウムイオン二次電池セルの一部製品に製造上の欠陥があることを認め、回収を実施すると発表した。これはデルアップルレノボを始めとする多くのメーカーで採用されており、対象のバッテリーパックは約960万個、費用は約510億円を見込んでいる。
その後、ソニーグループのソニー本宮(CRT電子銃などを製造)、ソニー栃木(ビデオテープフレキ基板などを製造)との合併を経て、現在のソニーエナジー・デバイスとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソニーエナジー・デバイス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sony Energy Devices Corporation 」があります。




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