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ソフォニスバ・アンギッソラ : ミニ英和和英辞書
ソフォニスバ・アンギッソラ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ソフォニスバ・アンギッソラ ( リダイレクト:ソフォニスバ・アングイッソラ ) : ウィキペディア日本語版
ソフォニスバ・アングイッソラ

ソフォニスバ・アングイッソラSofonisba AnguissolaAnguisciolaの綴りもある。姓はアンギッソラと表記することもあり。 1532年 - 1625年11月16日)は、イタリアルネサンス期の女性画家
== アングイッソラ家 ==

ソフォニスバ・アングイッソラは、1532年頃にクレモナで7人姉弟の長女として生まれた。父アミルカーレ・アングイッソラは、ジェノヴァの下級貴族であった。ソフォニスバの母ビアンカ・ポンツォーネは、貴族の家系から出た裕福な一族の生まれであった。母はソフォニスバが4歳か5歳の時に死んだ。
4世代以上、アングイッソラ家は古代カルタゴ史と強い関係を持ってきた。彼らは偉大な将軍ハンニバルの名を子孫につけてきた。そのために、アミルカーレは自身の長女に、悲劇的なカルタゴ史の女性ソフォニスバ(Sophonisba)の名をつけた。
アミルカーレは6人の娘たち(ソフォニスバ、エレーナ、ルチア、エウロパ、ミネルヴァ、アンナ・マリーア)を教化して彼女らの才能を完全に開かせようと援助した。エレーナ、ルチア、エウロパ、アンナ・マリーアは画家となったが、ソフォニスバは目的を成し遂げたり名声を勝ち取るのにはほど遠かった。エレーナは尼僧となって(ソフォニスバは彼女の肖像を描いた)、絵から離れなければならなかった。アンナ・マリーアとエウロパは結婚のために絵をあきらめた。ソフォニスバの姉妹の中で最も才能のあったルチアは、若くして死んだ。ミネルヴァは作家・ラテン学者となった。弟アスドルバーレは音楽とラテン語を学んだが絵は描かなかった。
彼女の父は、娘たちに芸術を含む洗練された教育を受けさせた。14歳になったソフォニスバは、妹エレナとともにクレモナから画家ベルナルディーノ・カンピのもとに絵の勉強をするため送り出された。カンピが他の都市に移った際、ソフォニスバはベルナルディーノ・ガッティについて絵を学び続けた。地元の画家とのソフォニスバの徒弟制度は、画学生として女性を受け入れる前例となった。日付は定かでないが、ソフォニスバはゲッティのもとでおよそ3年間学んでいた(1551年から1553年)。
ソフォニスバの最も重要な初期作品は、『ソフォニスバ・アングイッソラを描くベルナルディーノ・カンピ』(1550年頃。シエナ国立絵画館蔵)である。彼女の肖像を描いている最中の師匠を描くという二重の肖像画となっている。
1554年、22歳のソフォニスバはローマへ旅行し、多種多様の風景や人物をスケッチして過ごした。ローマ滞在中、彼女は助手の画家を捜していたミケランジェロに会い、彼は彼女の仕事ぶりをよく知るようになった。ミケランジェロとの出会いは彼女にとって大きな名誉で、彼女は偉大な師匠から非公式に教わる恩恵を受けた。
泣いている少年を描くよう依頼されたソフォニスバは、『カニに手を挟まれて泣くこども』の絵を描いてミケランジェロに見せた。彼はたちまち彼女の才能を悟ったという(このスケッチは、以後50年間芸術家と貴族の間で議論され模写された)。
ミケランジェロはすぐに、彼女自身のやり方で描いた彼のノートからアングイッソラのスケッチを与え、その結果の助言を求めた。少なくとも2年あまり、ソフォニスバはこの非公式な勉強を続け、ミケランジェロから多大な指導を受けた。
偉大な初期の美術史家ジョルジョ・ヴァザーリは、ソフォニスバについてこう描いている。『アングイッソラは偉大な勤勉さを見せ、彼女の絵への努力においては我々の時代のどの女性よりも高貴である。彼女は絵を描くことのみならず、天性から彩色の才能を受け継いでいるし、他者からも秀でて模倣ができ、彼女はまれな美しい絵画を創造するのである。』

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sofonisba Anguissola 」があります。




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