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ソフトウェア工学(ソフトウェアこうがく、)は、コンピュータのプログラム、およびその作成行為であるプログラミングを対象とした工学である。 == 概要 == ソフトウェア工学はソフトウェアの開発・運用・保守に関して体系的・定量的にその応用を考察する分野である〔“IEEE Standard Glossary of Software Engineering Terminology,” IEEE std 610.12-1990, 1990, quoted at the beginning of Chapter 1: Introduction to the guide 〕。 ソフトウェア工学には、設計法と生産法の二つに分類される領域がある。ソフトウェア設計法は、ソフトウェア構造を考察する領域であり、一般的にソフトウェア・アーキテクチャと呼称される。ソフトウェア生産法は、ソフトウェア開発工程を考察する領域であり、一般的にソフトウェア・プロセスと呼称される。これら二つの領域は利点と制約の面で相互関係がある。 ソフトウェア開発工程と呼ばれる技法や手順を含み、ソフトウェアの信頼性や保守性の向上を目的とする。具体的には、高度かつ安全なコンピュータのソフトウェアを短期間で設計するための研究などを行なう。 難易度の高いコード行数が数百万以上になる大規模ソフトウェアの開発に焦点を当てることが多い〔, "The 2.5 million lines of newly developed software were approximately six times more than any previous Boeing commercial airplane development program. Including commercial-off-the-shelf (COTS) and optional software, the total size is more than 4 million lines of code."〕。 ''software engineering'' という用語は Brian Randell が考案し、1968年の NATO Software Engineering Conference で F.L. Bauer が使ったことで一般に広まった〔 〕。 ソフトウェア工学には、要求分析、ソフトウェア設計、プログラミング、ソフトウェアテスト、ソフトウェア保守といった作業に関する知識・ツール・手法が含まれる〔Table 1 in Chapter 1,〕。ソフトウェア工学に関連する学問分野として、コンピュータ科学、コンピュータ工学、経営管理論、数学、プロジェクトマネジメント (ソフトウェアプロジェクト管理) 、品質管理、人間工学、システム工学がある〔Table 2 in Chapter 1,〕。 ソフトウェア工学では、通常、開発対象となるソフトウェアの開発を思いついた時点から、実際に動くソフトウェアが完成し、使用されるまでを、いくつかの工程に分けて考察する(ソフトウェア開発工程)。 これらの工程ごとに典型的な課題が存在し、課題に立ち向かう方法を明確にしようとする。 このため、ソフトウェア工学の対象は広範囲にわたる。 また、他分野とクロスオーバーしていたり、もしくはソフトウェア工学の1分野だったものが独立して別分野を形成したり(例:データベース設計)、別分野で培われた技術や概念がソフトウェア工学の対象となることもある(例:オブジェクト指向技術)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソフトウェア工学」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Software engineering 」があります。 スポンサード リンク
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