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ソフロニオス
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ソフロニオス
エルサレムのソフロニオス(ギリシア語 , ラテン語 Sophronius Hierosolymorum, 560年 - 638年)はダマスカス出身の7世紀のキリスト教神学者、修道士。エルサレム総主教(在位634 - 638年)を務め、地中海世界におけるキリスト教の没落とイスラームの興隆を目の当たりにした人物である。正教会では聖人とされる。日本正教会ではイェルサリムの総主教聖ソフロニイと表記される。 ==生涯==
=== 前半生 === はじめ弁論術の教師をしていたソフロニオスは、580年頃エジプトで修道生活を始め、ついでベツレヘム近郊の聖テオドシオス修道院に入った。ソフロニオスは小アジア・エジプト・ローマにある修道生活の中心地を、ビザンティンの年代記作家で修道士であったヨハネス・モスクス(ヨアンネス・ホ・トゥ・モスクゥ)とともに訪れた。モスクスは宗教生活に関する論考を集めた自著"Leimõn ho Leimõnon"(「霊的牧場」)をソフロニオスに献呈している。ソフロニオスはモスコスとともに修道士の言行録、文書の収集に当たり、数々の伝記を残した。619年にモスコスがローマで没すると、ソフロニオスは葬りのためその遺体をエルサレムに持ち帰った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソフロニオス」の詳細全文を読む
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