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フラタニティ()と、ソロリティ()は、それぞれラテン語の「兄弟」及び「姉妹」を表す「frater」と「soror」に由来する言葉であり、ライオンズクラブ、イプシロン・シグマ・アルファ、国際ロータリー、東方聖堂騎士団やフリーメイソン付随の組織であるシュライナーなど、多くの社交団体や慈善団体をさす場合に使われる単語である。しかし、アメリカ合衆国やカナダなど北米において、フラタニティとソロリティは大学・大学院など高等教育の男子寮、女子寮あるいは学生のための社交団体を表す用語として最もよく知られている。日本語では男子・女子社交クラブ、男子・女子学生友愛クラブなどと訳されることがある。 == 用語 == 口語で「フラット」と短縮される「フラタニティ」という言葉は、一般に全て男性あるいは性別を問わないクラブを指す。それに対し女性のみで構成されるクラブを「ソロリティ」と呼び、1874年に初めて使用された。ソロリティという新語はガンマ・ファイ・ベータを指すために造られたにもかかわらず、1851年に女子大学であるウェスレイヤン大学で設けられた秘密修道女会のアルファ・デルタ・パイが、実際にソロリティのモデルとなった最初のクラブである。その結果、このソロリティという言葉が造られるまでに全て女性のみで構成される複数の「フラタニティ」が存在した。1867年に結成されたパイ・ベータ・ファイ、1870年結成のカッパ・アルファ・シータとカッパ・カッパ・ガンマ、1872年結成のアルファ・ファイなどはその例である。また、特に北アメリカ以外のフラタニティとソロリティは、ステューデント・コーポレーション、アカデミック・コーポレーション、または単にコーポレーションなどと称される。 アカシア、パン・ソフィック、ファームハウス、トライアングルなどごく少数の例外を除き、北アメリカにおける各フラタニティとソロリティの名称は、一般的には1文字から3文字のギリシア文字から成り立つ。このため、フラタニティとソロリティはまとめて「グリーク・システム」として知られ、クラブのメンバーは「グリークス」と呼ばれる。こうしたギリシア文字の使用は、名称を隠すためにギリシア文字を使った最初のクラブであるファイ・ベータ・カッパが使用し始めた。 北アメリカ以外では、こうした大学のフラタニティのようなクラブは稀である。しかし、フラタニティのような積極的に活動する団体を結成している国々にはオランダ、フランデレン(ベルギー)、ドイツなどが挙げられるほか、フィリピンもフラタニティやソロリティのシステムを大きく取り入れている国の一つである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フラタニティとソロリティ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fraternities and sororities in North America 」があります。 スポンサード リンク
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