|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
社会主義インターナショナル(しゃかいしゅぎインターナショナル、、SI)は、社会民主主義や民主社会主義を掲げる中道左派政党の国際組織。本部はロンドン。 欧州の加盟政党には、イギリスの労働党、ドイツの社会民主党、フランスの社会党などがある。かつては日本から日本社会党と民社党が加盟し、現在は社会民主党が加盟している。2012年現在、議長には元ギリシャ首相で全ギリシャ社会主義運動前党首のゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウが、副議長のひとりに社会民主党前党首の福島瑞穂がそれぞれ就いている。 == 概要 == 社会主義者の国際組織である第二インターナショナルが崩壊後、第三インターナショナル(コミンテルン)と社会主義インターナショナルがそれぞれ結成された。 1889年設立の第二インターナショナルは1914年の第一次世界大戦勃発によって崩壊し、1919年に共産主義者が第三インターナショナル(コミンテルン)を結成した。社会民主主義者は1923年に労働社会主義インターナショナルを結成し、第二次世界大戦後の1951年6月に現在の社会主義インターナショナルに再結成された。 社会主義インターナショナルは、反共主義、反・新自由主義と、自由、人権、民主、平等、博愛などのフランス革命やアメリカ独立革命の精神、および複数政党制、市場経済、社会的連帯、働く者の権利(労働基本権)、富の再分配などを提唱している。 有名な行動には、5月1日を国際労働者の日(メーデー)とした1889年の宣言や、3月8日を国際婦人デーとした1910年の宣言があるが、これらは正確には第二インターナショナル時代のものである。 社会主義インターナショナルの関連組織には、1953年から段階的に創立された、ヨーロッパ各国の社民主義政党によって構成される欧州規模の政党の欧州社会党(PES:The Party of European Socialists)などがある。 第二次世界大戦後、スペインとポルトガルで独裁政治が民主主義に取ってかわった時、社会民主主義政党の再建を援助した。反共主義の立場をとっていたため、加盟政党と共産主義国との接触を長く禁じていたが、1974年には個別に接触をしてもよいこととなった。社会主義インターナショナルは、加盟政党として新たに旧イタリア共産党が社民主義に転換した左翼民主主義者(PDS)やモザンビーク解放戦線(FRELIMO)などの旧共産主義政党も受け入れた。 2006年のスペインで開催された世界大会には、アメリカ民主党のリベラル派議員として知られ、2005年米国大統領選挙の候補者にもなったハワード・ディーン(民主党全国委員長)が来賓として招かれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「社会主義インターナショナル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Socialist International 」があります。 スポンサード リンク
|