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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ソースせんべいは、日本の駄菓子の一つで、小麦粉、コーンスターチ、脱脂粉乳、甘味料などを混ぜて焼いて作られた煎餅。 メーカーによっては「花丸せんべい」「ミルクせんべい」などと呼ばれるが、1970年代の駄菓子屋では赤いパンダの印がデザインされた通称「赤パンダ印」の五十鈴製菓(埼玉県川口市)のソースせんべいが定番であった。脱脂粉乳の使用は花丸せんべいのメーカーである花丸本舗(神奈川県横浜市)が1948年(昭和23年)に、当時の食糧難に際して子供たちの栄養を考慮して発案したもので、栄養豊富として好評を得た。 単品ではあっさりした味でやや物足りないため、ジャム、蜂蜜、水飴などを塗って食べることが多く、中でも梅ジャムを塗ることが定番であった〔。街頭紙芝居に付き物の駄菓子としても定番であり、昭和40年代の下町では紙芝居用のせんべいが盛んに作られていた。当時は紙芝居師が、せんべい1枚1枚にソースを塗って子供たちに売っていた〔。 駄菓子屋ではビニール袋入りのソースとセットで売られていたが〔、小袋売りのものはすでに販売を終了しており、平成期では90枚から180枚入りの大量パック売りが主流である〔。縁日の屋台でも人気であり、贅沢な高級菓子類の氾濫している現代だからこそ、素朴な味に子供たちが惹かれているようである。 なお食品以外の利用として、東京都立品川ろう学校教諭・堀田勝俊が聾児への音声教育として、ソースせんべいの欠片を上顎に貼って発声時の舌の位置を確認させる「」と呼ばれる方法を考案しており、音声教育において良く知られている。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソースせんべい」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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