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ソードフィッシュトロンボーン(Swordfishtrombones)は、トム・ウェイツが1983年に発表したアルバム。アイランド・レコード移籍第一弾に当たり、初のセルフ・プロデュース作品でもある。 == 解説 == 映画『ワン・フロム・ザ・ハート』の音楽制作の仕事を終えたトム・ウェイツは、ピアノ弾き語りを主軸とした従来の路線を放棄し、全く新しい路線のデモ・テープをアサイラム・レコードに持ち込んだ。その時の楽曲は「束の間の休暇」「A 30.6」「ワイルドなフランクの話」〔『トム・ウェイツ 素面の酔いどれ天使』(パトリック・ハンフリーズ:著、金原瑞人:訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0705-5)p.256, 268-269〕。しかし、アサイラムが難色を示したため、トムはデビュー当時から在籍していたアサイラムを離脱。様々なレーベルを回った末、アイランド・レコードと契約。ブラスバンドや様々なパーカッション等、それまでのトムの作品には見られなかった楽器を多用した音楽性は物議を醸したが、評論家からの評価は高く、NME誌の人気投票では年間最優秀アルバムとなった〔。トムは本作で初めて全英チャート入りを果たし〔、以後、ヨーロッパにおける知名度を高めていく。 アルバム・タイトルの「Swordfishtrombones」(直訳すれば「メカジキトロンボーン」)はトムの造語。タイトル曲の歌詞で、救世軍の女の子が演奏する楽器として登場する。トム自身はこの言葉の意味に関して「生臭い楽器かも、うるさい音を出す魚かもしれない」という趣旨の説明をしている〔。 本作からは「イン・ザ・ネイバーフッド」がシングル・カットされ、また、トムにとって初のミュージック・ビデオも制作された(監督:ハスケル・ウェクスラー)。トーキング・ブルース調の楽曲「ワイルドなフランクの話」は、トムの脚本家デビューとなるミュージカル作品『フランクス・ワイルド・イヤーズ』(1986年6月初演)に発展していく。 2005年には、「アンダーグラウンド」がアニメーション映画『ロボッツ』〔Robots(2005)-Soundtracks-(IMDb) 〕で、「兵士の持ち物」が映画『ジャーヘッド』〔Jarhead(2005)-Soundtracks-(IMDb) 〕で使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソードフィッシュトロンボーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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