|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機関 : [きかん] 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ ・ 機関銃 : [きかんじゅう] 【名詞】 1. machine gun ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 銃 : [じゅう, つつ] 【名詞】 1. gun (barrel)
ゾロターンMG30機関銃(Maschinengewehr 30, MG30)は、ドイツのルイス・シュタンゲによって設計された空冷式機関銃である。1930年代にさまざまな軍隊で運用された。 ドイツの航空機関銃MG15やMG17、汎用機関銃MG34、MG42の原型となった(MG42に関しては反動利用のショートリコイルである点のみ。閉鎖機構は別物である)。その優れたメカニズムは後の機関銃に多大な影響を与えている。 == 概要 == 第一次世界大戦後、敗戦国ドイツはヴェルサイユ条約によって新たな自動火器の開発を制限された。 そこで、スイスのヴァッフェンファブリック・ゾロターン社を資本買収してダミー会社とし、そこを隠れ蓑に連合国管理委員会の監視の目を逃れ、新型機関銃の開発を行うことにした。設計はドイツのラインメタル社が行い、部品はオーストリアのシュタイヤー社が供給した。ゾロターン社では部品の最終的な組み立てと射撃試験が行われた。 1929年、最初の実用的な機関銃であるMG29(社内名称S2-100)が完成した。しかし、ヴァイマル共和国軍が並行開発していたMG13を採用したために、MG29はどこにも採用されなかった。S2-100は1929年-1930年にかけて極少数が製造された。S2-100はS2-200に改良される。S2-100とS2-200の違いは、S2-100の方はフラッシュハイダーが付いておらず、バレルジャケットの放熱孔が細長く、S2-200の方は銃床を素早く分解して取り外すことができた。 1930年には、S2-200の使用弾薬を8x56mmRに変更したMG30が完成した。MG30は1930年にオーストリアにM30Sとして、翌1931年にはハンガリーに31M Golyoszoroとして制式採用された。2,000-3,000挺の31Mがハンガリーによって購入された。トリガーガード前方位置に回転可能な前傾したバーティカル・フォアグリップが追加されているのが31Mの特徴である。 ドイツへのオーストリア併合後、オーストリアのMG30はドイツに引き継がれた。 その他にエルサルバドルが使用弾薬を7x57mmに変更した仕様のMG30を47丁注文した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾロターンMG30機関銃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|