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ゾンド4号[ぞんど4ごう]
ゾンド4号(ゾンド4ごう、露:、英:Zond 4)は、1968年にソビエト連邦によって打ち上げられた無人の宇宙船。月有人飛行に使用する宇宙船の試験飛行で、地球から30万kmの距離まで飛行し帰還したが、着陸予定地点から大きく外れたため自爆した。 == 設計 == 当時ソ連はアメリカのアポロ計画に対抗してL1計画(有人月接近飛行)とL3計画(有人月着陸)を進めていた。このうちL1計画の中核となる宇宙船がソユーズ7K-L1だった。 7K-L1は他の型式のソユーズと共通した設計を持ち、宇宙飛行士が乗り込む帰還船と、太陽電池パネルやロケットエンジンを搭載した機械船との2つのモジュールから構成されていた。飛行を終えて地球に帰還する際には帰還船と機械船が切り離され、帰還船のみが宇宙飛行士を乗せて地上に着陸した。他のソユーズと異なり軌道船は装備しなかった。 ゾンド4号は試験飛行だったため宇宙飛行士は搭乗していなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾンド4号」の詳細全文を読む
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