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タール湖(タールこ〔タガログ語の発音で母音が続く場合は長音にならず二番目の母音は改めて発音するためタアルが原語の発音に近い〕、Taal Lake)とは、フィリピンのルソン島首都マニラ中心街より南約70kmにあるタール火山のカルデラ湖。周囲40km、面積250km2。 タール湖北岸の外輪山標高700mの頂上部に避暑地として人気の高い都市タガイタイがある。 == タール山 == タール湖の中には、カルデラの中央火口丘である湖面から高さ300mのタール山(島)が形勢されている。そのタール山中心も直径約2kmのカルデラが形成されている。この火山島には47個の火口・火山丘が存在し、うち26個はタフコーン、5個はスコリア丘、4個はマール である〔出典: - 東海大学海洋研究所〕。 火山島のカルデラ中には多数の噴気口が確認されており、1572年から30回以上の噴火が記録されている。噴火で生じた割れ目火口に湖水が流れ込むことによって大規模な水蒸気爆発が起きることが多く、ベースサージが発生することもある。記録に残る最も破壊的な噴火は1911年1月30日に起きた噴火で、ベースサージが発生し、1,307人もの犠牲者を出した。最新の噴火は1965年9月28日から9月30日にかけて起きた噴火で、この噴火でもベースサージが発生し、190人の死者が出た。 File:Taal Caldera Relief Map, SRTM-1.jpg|カルデラ地形図 File:Taal Volcano aerial 2013.jpg|中央火口丘 File:Taal lake.jpg|Binintiang Malaki 火砕丘。1707の噴火で形成された 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タール湖」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Taal Lake 」があります。 スポンサード リンク
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