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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
タイガース・オブ・パンタン(Tygers of Pan Tang)はイギリスのヘヴィメタルバンド。1978年に結成され、当時のNWOBHMの注目株として1980年代に活躍した。後にシン・リジィ、ホワイトスネイクなどで活躍するジョン・サイクスを輩出。 バンド名はマイケル・ムアコックのファンタジー小説のひとつ「メルニボネのエルリック」のストーリーに登場する魔法使いたちのペットのトラから。 ==初期(1978 - 1983)== イングランドのタイン・アンド・ウィアで、ジェス・コックス(ボーカル)、ロブ・ウィアー(ギター)、リチャード・ロウズ(ベース)、ブライアン・ディック(ドラムス)によって結成された。彼らはクラブでプレイしつつ、ローカルのインディペンデント・レーベルであるニートレコードと契約し、数枚のシングルをリリースした後、1980年にMCAからファーストアルバム『ワイルドキャット』(Wild Cat) をリリース(プロデューサーはクリス・タンガリーディス)。1週間後にイギリスのチャートで18位まで上昇した。 このアルバムを引っ提げてサクソンのサポート・アクトとしてツアーに出た際に、同じくサポートを務めたトリオ編成のバンド、ストリート・ファイターでプレイしていたジョン・サイクスと出会う。 1980年、サイクスを2人目のギタリストとして迎え、ほぼ同時期にボーカルがコックスから元ペルシャン・リスクのジョン・デヴァレルに交替。このラインアップで1981年にアルバム『スペルバウンド』(Spellbound) をリリースした。 サイクスは、サード・アルバム『クレイジー・ナイツ』(Crazy Nights) のリリース直後、オジー・オズボーン・バンドのオーディションを受けるために脱退。フレッド・パーサー(元ペネトレイション)が後釜に座った(彼はツアー開始わずか2日前にセット・リストの曲すべてを頭に入れなければならなかった)。 サイクスは後にシン・リジィ、ホワイトスネイクなどで活躍する。 1982年、4枚目のアルバムの『ザ・ケイジ』(The Cage) をリリース(シングル・カットされた「ラヴ・ポーション No.9」と「デンジャー・イン・パラダイス」の2曲のみ、脱退したサイクスのプレイが聴ける)。本作は彼らのキャリアを通じて最も成功したアルバムとなる。 しかし、彼らにより多くのカバー曲のレコーディングを要求するMCAレコードとグループは対立し、彼らはレコード会社の移籍を要望する。だがMCAが提示した補償金は他のいかなるレコード会社にも支払い不可能な金額であった。結局このゴタゴタが元でバンドは解散する。 ニートレコード、MCA時代の音源は多くのコンピレーション・アルバム、ライブ・アルバムとしてリリースされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイガース・オブ・パンタン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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