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タイテエム
タイテエムとは日本の競走馬である。おもな勝ち鞍は1973年の天皇賞(春)。イギリスからの持込馬で、良血と四白〔四肢の足先が白いこと。〕流星の華やかな馬体から「貴公子」と称された。1972年の中央競馬クラシック三冠ではロングエース、ランドプリンス、イシノヒカルとともに四強の一角に数えられた(花の47年組)。主戦騎手は須貝四郎と須貝彦三。 * 馬齢については原則旧表記(数え)とする。 == デビューまで == タイテエムは好馬体であったものの、高値(当時1500万円)であったことと、四白流星の容姿を気にする調教師が多く〔当時は「見かけの派手な馬は大成しない」というジンクスがあり、敬遠される傾向にあった。〕、なかなか買い手がつかなかった。生産者の出口留雄のもとには調教師界の大御所・武田文吾も訪れたが、やはり容姿を気にして購入しなかった。しかし、武田と入れ替わりにやってきた橋田俊三(橋田満調教師の父)が購入。武田は、タイテエムを購入しなかったことに関してはあまり後悔はしていなかったらしいが、のちにタイテエムが菊花賞に出走した際、一言「あの馬に勝たれると気色悪い」と漏らしている。タイテエムの顔面の流星は一般的な流星よりもかなり面積が広く、鼻から口吻まで白かった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイテエム」の詳細全文を読む
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