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タイム・トゥ・セイ・グッバイ : ミニ英和和英辞書
タイム・トゥ・セイ・グッバイ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


タイム・トゥ・セイ・グッバイ ( リダイレクト:君と旅立とう ) : ウィキペディア日本語版
君と旅立とう[きみとたびだとう]

君と旅立とう」( )は、イタリア人歌手アンドレア・ボチェッリの代表的オペラティック・ポップ楽曲で、クラシカル・クロスオーバーの先鞭を付けた曲でもある。オリジナルの歌詞は全編イタリア語1995年2月にサンレモ音楽祭で初めて歌われ、同年春に発売のセカンド・アルバム『』に初収録された。作詞ルーチョ・クアラントット作曲フランチェスコ・サルトーリで、その後「」をカップリング曲としてシングル発売されている。この時の音楽チャートで1位を記録した国のうち、フランスでは歴代最多販売枚数の100位圏内に入り、ベルギーでは歴代最多販売枚数1位を記録した。
そしてこの曲の知名度を広く上げたのが、1996年イギリス人ソプラノ歌手サラ・ブライトマンがボチェッリにデュエットを申し出て、曲名及び歌詞の一部をイタリア語から英語の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ()」に変更し、共演したことである。これがヨーロッパ全土で爆発的にヒットし、ドイツでは歴代最多販売枚数を記録したほか〔Bocelli on Decca.com 〕〔Andrea Bocelli Biography 〕、全世界で1200万枚以上を販売し世界歴代最多販売作品の一枚となった〔Andrea Bocelli on singing to thousands, losing his sight and making a fortune July 2, 2011, Daily Mail〕〔Angel records 〕。
その後ボチェッリはこの曲の全編スペイン語歌詞による「ポル・ティ・ヴォラーレ()」を発売し、前述のオリジナル曲「君と旅立とう」及び「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」と並んでこれら3バージョンはボチェッリの代表曲となっている。
== 来歴 ==
シングル発売当初、本国イタリアでは音楽番組でわずかに流される程度で、商業的には必ずしも大ヒットと言えない状況であった。一方、ヨーロッパ他国では大きな反響を呼び、フランスとスイスでは6週連続1位、ベルギーでは12週連続1位を記録しベルギー史上最大の爆発的ヒット曲となった〔Con Te Partiro at abmusica.com〕。
ブライトマンの友人で、ドイツの国民的英雄でもあるボクサー、ヘンリー・マスケヴァージル・ヒルとの引退試合が1996年11月23日に行われた際、試合前にリング上のステージで初めて2人によって歌われ(演奏はロンドン交響楽団による録音)、マスケの退場時もこの曲が流された。その模様はテレビ放送で2,100万人以上と言われる視聴者が観ていたこともあり、直後の12月に発売されたシングルはドイツのヒットチャートで14週連続1位となった。
結果的に、シングルが1,500万枚、アルバムを含めて2,500万枚という世界的大ヒットになり、ブライトマンの収録アルバム『タイム』が『』に変更になったほか、次作『』にも収録されるなど、プロモーション面でも様々な影響を及ぼした。以後も多くのアーティストにより歌われている。
ボレロ風のリズムがエネルギーの充溢を感じさせる力強い曲である。邦題の「君と旅立とう」が表す通り、イタリア語である原題において「コン・テ・パルティロ」( = )とは「君と共に、(ぼくは)旅立つ」という意味で、英語の「グッバイ」というタイトルゆえにイタリア以外では誤解されやすいが、実は別れの歌ではなく旅立ちの歌である。したがって、結婚式で歌われることも多いが、これは決しておかしなことではない。ドイツではKarel Gott - Zeit zu geh'nという。
日本ではドラマ『外交官 黒田康作』の主題歌として使われるなど、サラ・ブライトマンの代表曲としても知られている(同ドラマの劇場版『アマルフィ 女神の報酬』では、ブライトマン本人が出演している)。他にも人気メダル競馬ゲームであるSTARHORSE2内のSWBCというビッグレースで使われている曲であるため、ゲームファンや競馬ファンにも親しまれている曲である。また、映画の挿入歌としても使われており、一例としてアメリカ映画『ウォンテッド』の作中で、主役のウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)がフォックス(アンジェリーナ・ジョリー)とリムジンに乗った人を殺害するシーンでリムジンの中で流れている(エンドロールには「Time To Say Goodbye」Sarah Brightman、Andrea Bocelliと表記されている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「君と旅立とう」の詳細全文を読む




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