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サイカブト(犀兜虫、学名:''Oryctes rhinoceros'')は、沖縄県に生息するカブトムシの一種。サイカブト族 (Oryctini) の総称でもある。 和名は本属及び本種がサイのようなやや湾曲した短い角を持つことにちなむ。この和名は1990年代後半から2000年代前半から急速に使用され始めたものであり、それ以前は「タイワンカブト(台湾兜。本種の日本の個体群の原産地は台湾とされることから)」の和名のほうが一般的であった。また1970〜80年代には「カンシャカブト(甘蔗兜。甘蔗とはサトウキビのことである)」という名も一部で使われた。 ==日本侵入の経緯== 本種の原産地はインドシナ半島周辺とされるが、人為的な植物の移動(主に農業植物。詳細は後述)に伴い、東南アジア広域からインド・スリランカ・中国南部、果てはハワイにまで分布を広げており、在来か外来かが判然としない地域も少なくない。日本の個体群は外来個体群であるとされ、20世紀初頭に台湾からの物資に紛れ込んでに石垣島に上陸し、以後、分布が北上を続けている。21世紀現在、南西諸島のほぼ全域で定着、自然繁殖しており、南九州に上陸しているとの報告もある。 沖縄がアメリカ合衆国から日本に返還されて間もない1970年代には、本土のカブトムシやキンギョ、ミドリガメなどと共にしばしば「サイクロンカブトムシ」という商品名を付けられて夜店やデパートで売られていたが、現在はそのような様子が見られることはない(一部の昆虫愛好家が累代飼育を細々と行っている程度である)。 なお、日本にはもう1種ヒサマツサイカブト(''O. hisamatui'')が大東諸島に産する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サイカブト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Asiatic rhinoceros beetle 」があります。 スポンサード リンク
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