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タイワンシジミ
タイワンシジミ(、学名: )は、淡水に生息する中華人民共和国および台湾原産のシジミ科の二枚貝。 == 概要 == 中国、台湾を中心とした東アジアの淡水域に住む二枚貝である。雌雄同体で基本的な生態はマシジミに似ている。食す事も可能だが、元が食用シジミの選別逃れであり食味が劣る上、下水の流入する様な清浄度の低い水路にも生息する為、食さないのが無難である。個体差こそあるが殻の色はマシジミより黄色度が強い上に、殻の内側は白色、または全体的に淡い色の個体が多く、マシジミと違って殻の縁部が紫色になりにくい〔日本産淡水貝類図鑑〈2〉汽水域を含む全国の淡水貝類 (ピーシーズ生態写真図鑑シリーズ)〕。しかし、形態的によく似ており遺伝的にも近いことから、マシジミとはシノニム(同一種)とする説もあり、分類は定まっていない。本種は卵胎生で稚貝を産む。繁殖力はマシジミよりも遥かに高く、しかも水路に定着してから時間が経過するとマシジミに酷似する殻色になる場合も多いため、いっそう在来種との判別が難しくなっている〔。また、死後長期間経過した貝殻は劣化して表面が黒くなる場合もある〔後述のように生きた状態でも殻が黒い場合がある。現に最近の日野市に生息する本種も殻色が徐々に黒くなっている。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイワンシジミ」の詳細全文を読む
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