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タイワンホトトギス
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タイワンホトトギス
タイワンホトトギス(台湾杜鵑草、学名:''Tricyrtis formosana'' )はユリ科ホトトギス属の多年草〔〔「朝日百科『世界の植物』8」pp.2325-2327〕。 == 特徴 == 地下茎はよく分枝する。茎もよく枝分かれし、高さは25-80cmになる。葉は互生し、葉身は倒披針形、狭い楕円状披針形または倒卵形で、長さ8-13cm、幅2.5-4.5cmになり、先端はとがり、基部は心形になって茎を抱く。茎には斜上する毛がある〔〔〔ホトトギス , 国立科学博物館〕〔''Tricyrtis formosana'' , Flora of China. 〕。 花期は9-10月。茎先に腺毛のある散房花序をつけ、数個の花を上向きにつける。小花柄は1-6cmになり、軟毛が生えるか無毛。花被片は6個で、長さ2-4cm、幅4-11mmあり、ラッパ状に開き、白色から淡紫色で内面に紅紫色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の方の幅が広く、外花被片の基部に袋状のふくらみが2つにはっきりと分かれる。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。花糸、花柱ともに紅紫色の斑点がある。果実は披針形体の蒴果で3稜があり、長さ2.5-3.5cm、幅5-6mmになり、熟すと胞間裂開する〔〔〔〔〔『日本の野生植物 草本I 単子葉類』p.24〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイワンホトトギス」の詳細全文を読む
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