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タイワンヨロイアジ
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タイワンヨロイアジ
タイワンヨロイアジ(学名:''Carangoides malabaricus'')はアジ科に属する比較的大型の海水魚である。体長は最大で全長60cmに達した記録があるが、通常みられるのは全長30cmほどの個体である。インド洋と太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く生息し、その生息域は西は南アフリカ、東は日本や台湾、オーストラリアにまで広がっている。大陸棚上の岩礁やサンゴ礁、砂底の湾などでみられる。同じヨロイアジ属の多くの種と類似した外見をもつが、鰓耙数、そして舌が灰褐色であることなどから他種と識別できる。肉食魚であり、様々な種類の小魚や甲殻類、頭足類を捕食する。生息域のほとんどにおいて漁業における重要性は小さいが、様々な漁法で混獲されることがある。 ==分類== スズキ目アジ科のヨロイアジ属(''Carangoides'')に属する。 タイワンヨロイアジは2人のドイツの魚類学者、マルクス・エリエゼル・ブロッホとヨハン・ゴットロープ・テアエヌス・シュナイダーによる大著である『110の画像付分類魚類学』の1801年版の中で、他の多くの魚類とともに初記載された。この時の学名は''Scomber malabaricus ''であり、サバ属(''Scomber'')に分類されている。後にこの分類は誤りだと判明し、まずアジ科のギンガメアジ属(''Caranx'')に、そして最終的にはWilliamsとVenkataramaniによって1978年にヨロイアジ属に移された。本種は現在までに2度独立に再記載されている。最初は1958年にWilliamsによって''Carangoides rectipinnus ''として、そして二度目はKotthausによって''Carangoides rhomboides ''として記載されている。このいずれの学名も国際動物命名規約の先取権の原則に基づいて無効なシノニムとされている。なお、種小名の''malabaricus ''および英名のMalabar trevallyはタイプ標本が採集された、インド・ケララ州北部のマラバール地域(Malabar region)にちなむ〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイワンヨロイアジ」の詳細全文を読む
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