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タイ王国進駐 : ミニ英和和英辞書
タイ王国進駐[たいおうこくしんちゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 
王国 : [おうこく]
 【名詞】 1. kingdom 2. monarchy 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
進駐 : [しんちゅう]
  1. (n,vs) occupation 2. stationing 
: [ちゅう]
 (pref) resident

タイ王国進駐 : ウィキペディア日本語版
タイ王国進駐[たいおうこくしんちゅう]

タイ王国進駐(タイおうこくしんちゅう)は、1941年12月8日太平洋戦争大東亜戦争)開戦から1945年8月15日の終戦まで、日本軍がタイ王国領土に進駐していた状態である。
== 概説 ==
当時そのほとんどが欧米の植民地支配下におかれていた東南アジアにおいて唯一の独立国であり、日本の友好国でもあったタイ王国は、イギリスオランダアメリカ合衆国フランスなどの欧米の植民地に囲まれている上に、中華民国やイギリス領ビルマ、ひいてはイギリス領インド帝国インド洋へのアクセスの中心にもなる為、日本軍にとって太平洋戦争におけるインドシナ半島の重要な作戦基地、兵站基地、海運中継地点となりうる地であり、これらの機能を十分に発揮するためにこの地域における安定が必要であった〔防衛庁防衛研修所戦史室 (1969年)p513〕。
この様な背景を受けて、1941年12月8日の太平洋戦争開戦と同時に日本軍はタイ王国領土に進軍を開始した。タイ南部で小規模戦闘が起こるものの、タイ王国政府により領土通過が許可される。その後、1941年12月21日には日泰攻守同盟条約を締結し、日本同盟国となり、更に1942年1月25日イギリスアメリカ合衆国に宣戦布告を行ったことで事実上枢軸国となった。
日本はタイ王国の独立国としての地位を尊重し、部隊の駐屯は最小限とし、治安維持、後方支援、タイ王国軍との共同作戦を遂行していった。開戦当初はマレー作戦遂行とビルマに対する侵攻作戦準備のための後方拠点とされ、戦争末期、敗戦色が濃厚になると、インドシナ半島の作戦拠点として整備が進められていった。連合国軍機によりバンコクが空襲を受ける事はあったものの、結果的にタイ国内で大規模戦闘となることはなく、終戦を迎えた。タイ王国では終戦直前に親英米派「自由タイ」に政権が移譲されて戦勝国となっているため、第二次世界大戦史は日泰同盟史と対日レジスタンス運動史の二つの異なる視点の歴史観が相互補完的に成り立っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タイ王国進駐」の詳細全文を読む




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