|
タウィー(、1966年 - 1980年)は、アメリカ合衆国の競走馬、および繁殖牝馬。殿堂入りした短距離馬ドクターフェイガーの妹として生まれ、1969年・1970年のアメリカ競馬界で短距離路線を席巻し、アメリカ最優秀短距離馬に2度輝いた。1994年に兄と同じくアメリカ競馬殿堂入りを果たしている。 == 経歴 == 父はジェロームハンデキャップなどの勝鞍があるインテンショナリー。母のアスピディストラはタータンステーブル所有者のウィリアム・L・マクナイトが就業祝いとして贈られた馬で、繁殖牝馬として1964年にドクターフェイガーを産んだ名牝であった。一風変わった馬名は、「美しい少女」を意味するスー族の言葉に由来している。 1968年7月30日にサラトガ競馬場でデビューして4着、2戦目で初勝利を挙げた。このとき、後にライバルの一頭となるシュヴィーを破っている。2歳時はこのほかに2戦して1勝、スピナウェイステークスにも出走しているが4着に終わった。 3歳シーズンの初戦にジャスミンステークスとプライオレスステークスに勝ち、5月のアケダクト競馬場で行われたカムリーステークスでは再びシュヴィーと対戦、アタマ差の2着にこれを破った。この後ニューヨーク牝馬三冠路線には向かわず、短距離戦に狙いを絞って出走、テストステークスやフォールハイウェイトハンデキャップ、インターボローハンデキャップなどで勝ちを収めている。 1969年の年末、ヴォスバーグハンデキャップでは三冠牝馬となっていたシュヴィー、そして前年の最優秀古牝馬ゲイムリーといった名牝たちとの対決になったが、タウィーはこれらを制して優勝を飾った。同年は10戦8勝の活躍により、アメリカ最優秀短距離馬に選出された。 1970年にも短距離路線で活躍、コレクションハンデキャップなどに勝ち、インターボローハンデキャップを連覇して引退した。7戦5勝2着2回のすばらしい成績を残し、2年連続でアメリカ最優秀短距離馬に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タウィー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|